中国、国有銀行に3000億元注入へ 資本市場アクセス改善
北京にある中国農業銀行。2021年3月撮影(2026年 ロイター/Tingshu Wang)
[北京/香港 5日 ロイター] - 中国は今年、特別国債の発行を通じて国有銀行に3000億元(435億9000万ドル)を注入し、国有金融企業の改革を深化させる。5日開幕した全国人民代表大会(全人代)に提出された政府活動報告で示した。
システミックリスク回避に向け。金融機関に一段の資本を注入し、不良債権処理を進めるとした。
中国の銀行では、長引く不動産不況や地方政府の債務問題を背景に不良債権が増加している。昨年は国有銀行4行が約720億ドル規模の資本注入を受けた。アナリストは今年は中国工商銀行と中国農業銀行が対象とみている。
政府活動報告は、金融機関の競争を規制し、中小地方金融機関の統合に取り組むとした。
株式への長期投資を促進するため、中長期資本の市場アクセスの改善も図る。プライベートエクイティやベンチャーキャピタルファンドの出口戦略の選択肢を拡大し、銀行融資以外の資金調達を拡大する。





