最新記事
SDGsパートナー

脱炭素に向けてプラゴが挑む、日本でのEV充電ステーションの新たな社会インフラ化

2023年9月28日(木)18時10分
ニューズウィーク日本版編集部SDGs室 ブランドストーリー
プラゴが提供する急速EV充電器

プラゴが提供する急速EV充電器

<EV普及途上の日本で、充電で脱炭素とビジネス両方の確立を目指す>

世界を変えるには、ニュースになるような大規模なプロジェクトや製品だけでは不十分。日本企業のたとえ小さなSDGsであっても、それが広く伝われば、共感を生み、新たなアイデアにつながり、社会課題の解決に近づいていく──。この考えのもと、ニューズウィーク日本版はこの春、「SDGsアワード」を立ち上げました。その一環として、日本企業によるSDGsの取り組みを積極的に情報発信していきます。

◇ ◇ ◇


脱炭素社会の実現に欠かせないEV。その普及には、充電インフラの整備が欠かせない。株式会社プラゴは、EV充電を新たなインフラとして確立させるべく、EVユーザーと充電場所となる施設や地域の双方の視点に立った事業を展開している。

"充電時間を過ごしたくなる"場所をつくる

脱炭素社会を目指す取り組みの一つとして、 "EVシフト"が世界で推進されている。EVの普及とあわせて必要となるのが、充電インフラの整備だ。海外では中国や欧州が先行して充電インフラの拡充を進めており、日本はやや遅れをとっていると言えるだろう。

こうした中で、株式会社プラゴは、EV充電を日本国内の新たな社会インフラとして確立すべく事業を展開している。現在力を入れて取り組んでいるのが、ショッピングセンターやスーパーマーケット、飲食店などの日常の生活圏内にある商業施設や宿泊施設、ゴルフ場、さらには自治体など、様々なパートナーと連携した充電ステーションの拡充だ。

そのうちの一つ、埼玉県長瀞町と行っているEVユーザーの誘致や町内EV普及を目指した取り組みは、「NIKKEI 脱炭素アワード2021」 プロジェクト部門大賞を受賞している。

「私たちが目指しているのは、EVユーザーと企業、それぞれのハブとなる"稼働率"にコミットした愛用される充電ステーションの実現です。EVユーザーが訪れて滞在し、充電時間を過ごしたくなる場所をつくることで、施設や地域への人的創出を図り、持続可能なインフラにしたいと考えています」と、広報PRを務める森山千尋氏は語る。

さらに、プラゴで設置する充電ステーションは、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーのみに実質由来する「グリーン充電」を実装している。走行時だけでなく、使用するエネルギーの発電時のCO2も削減することができ、EVの価値をさらに高めていると言えるだろう。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

グローバルな経済環境、今後も厳しい状況続く=英中銀

ワールド

モスクワ軍事パレード、戦闘用ドローン公開 ウクライ

ワールド

ロシアで対独戦勝記念式典、プーチン氏は連合国の貢献

ビジネス

三井住友銀行、印イエス銀の株式取得へ協議=関係筋
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
2025年5月 6日/2025年5月13日号(4/30発売)

「ゼロから分かる」各国・地域情勢の超解説と時事英語

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    5月の満月が「フラワームーン」と呼ばれる理由とは?
  • 2
    ついに発見! シルクロードを結んだ「天空の都市」..最新技術で分かった「驚くべき姿」とは?
  • 3
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 4
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つ…
  • 5
    骨は本物かニセモノか?...探検家コロンブスの「遺骨…
  • 6
    中高年になったら2種類の趣味を持っておこう...経営…
  • 7
    教皇選挙(コンクラーベ)で注目...「漁師の指輪」と…
  • 8
    恥ずかしい失敗...「とんでもない服の着方」で外出し…
  • 9
    SNSにはトップレス姿も...ヘイリー・ビーバー、ノー…
  • 10
    韓国が「よく分からない国」になった理由...ダイナミ…
  • 1
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 2
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つの指針」とは?
  • 3
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得る? JAXA宇宙研・藤本正樹所長にとことん聞いてみた
  • 4
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
  • 5
    部下に助言した時、返事が「分かりました」なら失敗…
  • 6
    古代の遺跡で「動物と一緒に埋葬」された人骨を発見.…
  • 7
    5月の満月が「フラワームーン」と呼ばれる理由とは?
  • 8
    シャーロット王女とスペイン・レオノール王女は「どち…
  • 9
    日々、「幸せを実感する」生活は、実はこんなに簡単…
  • 10
    インドとパキスタンの戦力比と核使用の危険度
  • 1
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 2
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 3
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 4
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 5
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 6
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つ…
  • 7
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 8
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 9
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 10
    クレオパトラの墓をついに発見? 発掘調査を率いた…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中