サーモンとマグロは要注意...輸入魚に潜む「永遠の化学物質(PFAS)」、濃度が特に高い「産地」は?
Fish Trade and PFAS

2010~21年の世界の魚類のPFAS濃度の中央値は0.34ナノグラム/グラム(1グラム当たりの含有量)だが、アジアでは1.03と濃度が高い。サウジアラビア産とタイ産の一部の魚類もそれぞれ11.72、6.06と高かった。
33カ国の貿易データを見ると、タラ、サーモン、マグロ、メカジキなどは(その多くはヨーロッパからの輸入品だ)、水質が比較的きれいな地域におけるPFAS曝露の大きな要因になっている。
例えば、イタリアで消費される魚の11.71%はスウェーデンから輸入されており、これらを通じたPFAS摂取量はイタリア人の摂取量の35%以上を占める。似たようなパターンはイギリスやコロンビアでも見られた。
さらに、マグロやタラなど食物連鎖の上位にいる捕食魚、サーモンやニシンなど高脂肪の魚、穴掘りハゼなど水底に生息する魚はPFASのリスクが高いことも分かった。
リョンは次のように述べている。「バランスの取れた食事を続け、PFAS濃度が高いことが知られている魚種の摂取を制限して、潜在的な健康リスクを最小限に抑えることが推奨される」
Reference
Qiu, W., Yang, G., Cao, L., Niu, S., Li, Y., Fang, D., Dong, Z., Magnuson, J. T., Schlenk, D., Leung, K. M. Y., Zheng, Y., Zeng, Z., Feng, L., Zhang, X., Zhang, Y., Fan, W., Huang, T., Ma, J., Wu, M., ... Zheng, C. (2025). Risks of per- and polyfluoroalkyl substance exposure through marine fish consumption. Science, 390(6779), 1305-1309. https://doi.org/10.1126/science.adr0351
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