AIとの会話も有効? 高齢者医療専門家が提唱する、脳寿命を延ばし認知症を予防する習慣とは
Twenty Tips for Brain Health
2. 仕事を続ける
さて、脳を使い続けると言うとドリルとか脳活といわれるようなものを毎日するイメージを持つ方も多いだろうが、実は意外にそういう使い方は有効でない。
さまざまな実験で明らかにされているが、ある種の脳活ドリル(例えば数独)を繰り返し行っていると、かなりの高齢になってもその点数は上がっていく。ところが、その人にほかの種類のテストをやらせてみると、全然点数が上がらないのだ。
要するに、腕の筋肉を鍛えても脚の筋肉は鍛えられないし、身体全体は鍛えられないのと同じことだと言える。脳を鍛えたいのなら、部分的に鍛えるのではなく脳全体を使うことを心がけることだ。
脳全体を使うために、いちばん手っ取り早い方法は仕事を続けること。さまざまなタスクが要求されるだろうし、人との会話もほとんどのケースで必須になるだろう。どんな種類の仕事でも、しないよりはしているほうがよい。
仕事を続けていてもボケる人はいるが、その確率は低くなることは知っておいていい。
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