20代で「統合失調症」と診断された女性...「自分は精神病」だと気づいた「驚きのきっかけ」とは?
Gen Zer's Moment That Led to Schizophrenia Diagnosis: 'That's How You Know'
動画の中で彼女は、自身の体験した精神病の症状について語り、脳にチップが埋め込まれていると信じていたことに触れたうえで、「これがサインだよ」と締めくくっている。
本誌の取材では、こうも話している。「最初の症状が出始めたとき、現実とのつながりが薄れて、自分が現実に存在していないように感じた。そのせいで、自分はすでに死んでいるんだと思い込んでいた」
「その後、被害妄想がひどくなって、あらゆるものが『宇宙からのメッセージ』だと信じるようになった。たとえば高速道路を運転していて、カジノの広告に『大勝利』と書いてあるのを見たら、それが自分に向けられた特別なサインだと思い込んでいた」
次第にサーモンソンは身の回りのことに手が回らなくなり、体重も大幅に減少していった。自分は何らかの身体的な病気にかかっているのではないかと怯えていたが、精神疾患の可能性はまったく考えていなかったという。
その代わりに彼女は、がん、重金属中毒、多発性硬化症などの検査に1万ドル分の保険自己負担額を費やしていた。「考えうる限りの検査を受けた。すごく高額だったし、医師たちには『原因不明の症例』と見なされた」
現在サーモンソンは医療費の借金を抱えており、2023年5月に入院して統合失調症と診断されたことで、さらに請求書が増えることになった。





