夏の終わりに襲い掛かる「8月病」...心理学のプロが伝授する「夏の憂鬱」に打ち勝つ方法
Feeling Anxious? It's Not Just You—The 'August Scaries' Are Very Real
「8月は、まるまる1カ月が『日曜夜の憂鬱』みたいなもの。気温32℃の夏が終わる最後の月で、プールに行けるのもこれが最後。あと1カ月で日没は午後5時になり、季節性うつの時期も近づいてくる。夏が終わると思うだけで、本気で具合が悪くなる」
この他にも、
「9月は月曜日、10月は金曜日、11月は木曜日。ルールを決めてるわけじゃないけど、そう感じるんだ」
「6月の初めは金曜の朝、6月中旬は金曜の午後3時、6月末は金曜の夜って感じ」
「わかる、8月は日曜の夜っぽいのに、12月はなぜか日曜の朝みたいな気分になるんだよね」
「毎年8月になると、気持ちがそわそわして落ち着かないって、母親にも話してた」
と共感の声が集まった。
【8月病に打ち勝つ方法】
専門家たちは共通して、「オーガスト・スケアリーズ(8月の憂鬱)」に対処する鍵は「準備」にあると指摘している。その具体的なポイントは以下の通り:
・秋以降にも楽しめる予定を先に立てておく
・夏が完全に終わる前に、少しずつ日常のリズムを取り戻す
・自由な感覚を完全に失わないように、自発的な行動の余地を残す
・この気持ちを否定せず、「誰にでも起こりうること」として受け入れる
無理に抑え込もうとせず、自然な感情の流れとして理解することが、8月の憂鬱をやわらげる第一歩になる。