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健康寿命を延ばすには「つながり」が不可欠だった...最新研究が示す『つながる技術』とは?

2025年5月30日(金)09時15分
キャスリー・キラム(つながりの健康研究所[Social Health Labs]主宰)

丹念な分析によって、研究者たちは、「人との関係やつながりの強さと良好な健康状態や長寿には因果関係がある」という結論を得ました(*5)。

しかし、人は長く生きることだけでなく、幸せに生きたいと望むものです。単なる長生きではなく、健康で幸せに生きるのに役立つのが、つながりの健康です。


 



キャスリー・キラム(Kasley Killam)
つながりの健康研究所( Social Health Labs )主宰。カナダ・クイーンズ大学卒、ハーバード大学公衆衛生大学院修士課程修了。MPH(公衆衛生学修士)。スタンフォード大学、コロンビア大学等において、人のつながりを通したウェルビーイングの向上に関する研究を15年にわたり続ける。つながりの健康に関する第一人者の1人としてグーグル、米国保健福祉省、世界経済フォーラム等の世界的企業・団体と協働し、つながりの健康を向上させるプロダクト、職場、コミュニティづくりに取り組んできた。『ニューヨーク・タイムズ』『サイエンティフィック・アメリカン』『サイコロジー・トゥデイ』『ワシントン・ポスト』等に寄稿している。


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  『つながる技術 人生を豊かにしてくれる大切なこと
   キャスリー・キラム[著]
   川上純子 [訳]
   日経BP/日本経済新聞出版[刊]

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