最新記事

育児

周囲の人たちをハッピーに導く、美しい歩き方とダイエットの関係

PR

2017年3月21日(火)15時00分

babybjornTU170315-2b.jpg
ラクローズ響子 ポスチュアスタイリスト®
ポスチュアウォーキング協会®認定のポスチュアスタイリスト®。首都圏のスタジオやカルチャーセンターなどでレッスンを開催。産後のママ向けに「産後ダイエットウォーキングレッスン」も行っている。
ポスチュアウォーキング協会®  http://www.posture.co.jp/
産後ダイエットウォークキング http://www.posturewalking.jp/sango/

母親がきれいになることを後回しにしてはいけない

深井 先日、複数のママと話をする機会がありました。そこで感じたことは、抱っこしているときの自分の姿勢に対して、意識している人が意外と少ないということ。同時に赤ちゃんの抱っこの仕方についても、気にしている人はどちらかというと少数派でした。

ラクローズ 皆さん、自分のことを意識する余裕がなくて。自分がきれいでいることが、周囲をハッピーにさせることに気付いていないのです。子どもはママを見て歩き方を学ぶので、まずはママがきれいに歩きましょうと伝えています。ママがきれいになることを後回しにしてはいけませんね。

深井 ママは子どもが自分のお腹にいるときから、生まれてくるのを待っていて、生まれた後はすべてのエネルギーを子どもに注いでしまう。そこでふと立ちどまって、自分にもご褒美を上げることは必要なことだと思います。

ラクローズ 自分の姿勢に意識が向くと、赤ちゃんを抱っこして散歩するときでも、赤ちゃんのためではなく自分磨きの時間になります。自分を磨くためという意識が、あるのとないのとでは大きな違いがあります。

深井 スウェーデンでは、育児休暇を取得していても保育園に子どもを無料で預けられる制度があります。その目的は、夫婦だけの時間を過ごすため。女性としての自分を取り戻すことができるのは、とても元気になれると、スウェーデンのママたちはいっています。

ラクローズ レッスンでそのようなことを話すと、じゃあ私もきれいになっていいんだって、ハッとされる人が多いですね。そこに気付くだけでも大きな一歩。それが子どものためになり、家族のためにもなるのです。

姿勢は名刺のようなもの。忙しい人ほど正しい姿勢を

ラクローズ 抱っこひもを正しく装着すると美しい姿勢をつくることができるのは、赤ちゃんを抱っこすると、普通に歩くときよりも負荷がかかるからです。筋力が付きやすくなってポスチュアウォーキング®の効果も高まります。赤ちゃんが小さい頃は、胸くらいの高い位置で密着すると体重が軽く感じます。赤ちゃんの額にキスできるキッシングポジションは、コミュニケーションを図ることのできる基本の姿勢ですね。

深井 ベビービョルンの抱っこひもも、赤ちゃんにとって最良の抱っこができるように考えられています。正しく抱っこするとママにとってはラクだし、赤ちゃんとの絆づくりや愛情形成にも役立つようにデザインされています。アプローチは違うものの、結果的に赤ちゃんがハッピーになるという点では同じですね。

ラクローズ ベビービョルンの製品は正しい抱っこをするために、どんな工夫をされているのですか。

深井 スウェーデンでも、体型の異なるパパとママがひとつの抱っこひもを使うので、抱っこひもを装着した後でも細かい調整が片手でできるようにしています。装着したときにゆるくても、ベルトを引っ張ると赤ちゃんは高い位置へ押し上げられて密着します。

ラクローズ 赤ちゃんがフィットしているとママのスタイルもよく見えます。レッスンを受けられた人の感想で最も多いのは、抱っこがすごくラクになったという声です。ポスチュアウォーキング®は1日の中の少しの時間を使うだけで十分。赤ちゃんを抱っこしている間だけでも効果があります。

深井 毎日が家事や育児に追われているママが多い中、抱っこするときだけポスチュアウォーキング®で気分がリフレッシュできるというのはいいですね。前向きな気持ちで気分をリセットできるのはとてもよいことだと思います。

ラクローズ そもそも抱っこや歩くことは辛いもの。それをいかに楽しく自分磨きの時間にできるかどうか。その結果、姿勢がきれいになれば文句はありません。姿勢というのは、名刺を配って歩いているようなもの。忙しいママこそ、意識してほしいですね。

深井 抱っこひもを使い始めるときにレッスンを受けるのが、いいタイミングなのかもしれませんね。本日は興味深い話を聞かせてもらい、ありがとうございました。

babybjornTU170315-3b.jpg
深井 誠 ベビービョルン株式会社代表取締役社長
1961 年設立のスウェーデンのベビー用品ブランド、ベビービョルンを展開。抱っこひも(ベビーキャリア)とバウンサーをメインに、安全性、品質、スタイルという3 つのこだわりを重視した商品を取り扱っている。

●問い合わせ先 ベビービョルン株式会社
〒101-0047 東京都千代田区内神田1-15-7 AUSPICE内神田2F TEL.03-3518-9980

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

午前の日経平均は続伸、配当狙いが支え 円安も追い風

ビジネス

26年度予算案、強い経済実現と財政の持続可能性を両

ワールド

米、ナイジェリアでイスラム過激派空爆 「キリスト教

ワールド

ホワイトハウスの大宴会場計画、1月にプレゼンテーシ
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ISSUES 2026
特集:ISSUES 2026
2025年12月30日/2026年1月 6日号(12/23発売)

トランプの黄昏/中国AI/米なきアジア安全保障/核使用の現実味......世界の論点とキーパーソン

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 2
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 3
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指すのは、真田広之とは「別の道」【独占インタビュー】
  • 4
    海水魚も淡水魚も一緒に飼育でき、水交換も不要...ど…
  • 5
    「時代劇を頼む」と言われた...岡田准一が語る、侍た…
  • 6
    「衣装がしょぼすぎ...」ノーラン監督・最新作の予告…
  • 7
    「個人的な欲望」から誕生した大人気店の秘密...平野…
  • 8
    ノルウェーの海岸で金属探知機が掘り当てた、1200年…
  • 9
    批評家たちが選ぶ「2025年最高の映画」TOP10...満足…
  • 10
    「食べ方の新方式」老化を防ぐなら、食前にキャベツ…
  • 1
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 2
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 3
    「食べ方の新方式」老化を防ぐなら、食前にキャベツよりコンビニで買えるコレ
  • 4
    【過労ルポ】70代の警備員も「日本の日常」...賃金低…
  • 5
    海水魚も淡水魚も一緒に飼育でき、水交換も不要...ど…
  • 6
    批評家たちが選ぶ「2025年最高の映画」TOP10...満足…
  • 7
    待望の『アバター』3作目は良作?駄作?...人気シリ…
  • 8
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 9
    懲役10年も覚悟?「中国BL」の裏にある「検閲との戦…
  • 10
    「最低だ」「ひど過ぎる」...マクドナルドが公開した…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 4
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」と…
  • 5
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 6
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 7
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 8
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 9
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 10
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中