米資産「トリプル安」...20年国債入札低調で「財政悪化懸念」浮き彫りに
ペン・ミューチュアル・アセット・マネジメントのポートフォリオマネジャー、ジョージ・チポロッニ氏は「(長期債)利回りが5%でまた低調な入札に終わったことは、市場参加者が米経済(の実力)について好感触を持っている兆しとは言い難い」と述べ、財政赤字に関する不安が漂っているとの見方を示した。
赤字拡大加速の不安
投資家の不安は、大型減税を含む歳出歳入法案が財政赤字の拡大ペースを以前の想定よりも加速させるのではないかという点にある。
ドイツ銀行のFXアナリスト、ジョージ・サラベロス氏は20年国債入札後に公表したリポートで「現在の予算決議を信頼可能な引き締め的政策をもたらすように急激な修正をするか、外国人投資家が十分割安とみなす水準まで米国債の非ドル建て価格が大きく下がるか、どちらかにならざるを得ない」と分析した。
ジャニー・モンゴメリー・スコットのチーフ債券ストラテジスト、ギー・ルバ氏は「最終的に米国の金利市場は供給よりも経済環境に支配されると信じているので、利回りは今年経済状況が悪化するとともに低下しそうだ」とみているが、当面は米国債を買い向かうタイミングではないと付け加えた。
米財務省は4月、国債入札規模を少なくとも数四半期は維持する見込みだと表明した。ただ複数のアナリストは、拡大を続ける財政赤字穴埋めのため、長期国債の入札規模はある時点で引き上げる必要が出てくるはずで、来年初めがその時期となる公算が最も大きいと想定している。
20年国債の発行は1986年以降停止していた後、2020年に再開された。生命保険会社や年金基金などには期間10年や30年の国債の方が人気で、20年国債は相対的に需要が少ない傾向がある。

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