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「まるで別人...」ジム・キャリーの激変ぶりにネット騒然 「本物はどこ?」「そっくりさんかクローン人間」

2026年3月3日(火)19時25分
千歳香奈子

特殊メイクや特殊造形を駆使してセレブに変装することで知られるメイクアップアーティスト兼ドラァグクイーンのアレクシス・ストーンが、「パリにいたジム・キャリーは自分だ」とSNSで主張したことも「別人説」に拍車をかけた。

アレクシスは、授賞式でのジムの写真と特殊メイク用マスクと入れ歯が並ぶ一見するとパリで撮影したように見えるAI生成と思われる写真をインスタグラムに投稿してなりすましを匂わせ、1日で52万以上の「いいね!」を獲得。「信じてほしければ証拠の動画を公開しろ」「ジョークが通じない人が多くてびっくり」などと笑い飛ばすコメントが寄せられた一方で、真に受けた人も多かったようだ。

鎮静化を図るため、ジムの代理人は「別人が出席したという主張を否定せざるを得ない」と声明を発表。セザール賞の総代表グレゴリー・コリエも、「出席は昨夏から計画されていた。彼はアカデミーからの招待に非常に感激していた」と説明し、陰謀論を強く非難した。

新作映画の宣伝のためのやらせだとの憶測まで浮上したジムだが、関係者によると時間をかけて完璧な発音のフランス語でのスピーチを準備し、パートナーや娘、孫ら家族と親しい友人ら12人で来場していたという。壇上では自身のフランス語が平凡だと話し、「舌が疲れちゃった」とジョークで会場を笑わせる場面もあった。

得意の顔面七変化やコミカルなパフォーマンスで長年ファンを楽しませてきたジムだけに、今回の激変ぶりも彼なりのファンサービスだったのかもしれない。

[筆者]
千歳香奈子
北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年から2025年後半までロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆。現在は札幌を拠点に海外エンタメ情報を発信している。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。

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