22年ぶりに「当たり役」を再演...チャド・マイケル・マーレイ、『フォーチュン・クッキー』続編を語る
Keeping It Light
──青春真っ盛りだったジェイクも今や中年男。役作りには苦労した?
難しかったね。この23年間、あいつはどうやって生きてきたかって考えた。何かの商売をやっていて、もちろん車は持っているが、まだバイクにもこだわっているとか。
でも、それだけじゃ面白くない。何かないかと考えて、ひらめいた。そうだ、きっと彼は昔の彼女のことを忘れられなくて、自宅のどこかに写真を隠してるタイプなんじゃないかって。
──リンジー・ローハンや(ダブル主演の)ジェイミー・リー・カーティスとの再会はどんな感じだった?
半年ぶりに会っても全くブランクを感じない友達っているだろう? そんな感じだった。エネルギーも雰囲気も変わってない。ただし愛情に関しては、もっと深く、濃く、強くなっていたな。
──『ワン・トゥリー・ヒル』の後、俳優をやめたくなったそうだが、それでもこの業界に残った理由は?
あの頃の環境は健康的じゃなかった。でも少し休んで、また映画を見始めたら、やっぱり映画が好きだって分かった。それで、ゼロからやり直すみたいな感じで挑戦した。きつかったけど、やってよかった。今はそう思っている。





