最新記事
セレブ

臨死体験、自殺考えた過去...マドンナ、9年ぶり出演のポッドキャストで赤裸々に語った内容が「とても深い」と話題に

2025年10月3日(金)15時50分
千歳香奈子
マドンナ

マドンナ(2011年10月、ロンドン) Featureflash Photo Agency-Shutterstock

<「過去最高のインタビュー」との声も...あまり語られてこなかった人生の苦悩が明らかに>

「ポップの女王」マドンナが、英国のポッドキャスター、ジェイ・シェティの番組『On Purpose with Jay Shetty』に出演し、2時間にわたるロングインタビューで臨死体験や息子ロッコを巡る元夫との親権争いで自殺を考えた過去などを赤裸々に語り、「とても深い」「過去最高のインタビュー」だと話題を呼んでいる。

【動画】「とても深い」「過去最高のインタビュー」と話題...臨死体験、自殺を考えた過去を赤裸々に振り返るマドンナ

およそ9年ぶりにポッドキャスト出演したマドンナは、2008年に離婚した2番目の夫ガイ・リッチー監督との間に2016年に勃発した親権争いや深刻な細菌感染症で昏睡状態に陥った時の臨死体験、疎遠となっていた実弟の死と許しなど、これまであまり語られてこなかった人生の苦悩を明かした。

1996年からユダヤ教の神秘主義思想カバラを信仰しているマドンナは、「成功するにはスピリチュアルでなければいけない」と自身のスピリチュアルな生き方について述べる中で、カバラと出会っていなければ「私はここにいなかった」と波乱万丈の半生を振り返った。

2000年に再婚したガイとの間に授かった当時16歳のロッコが離婚後のツアー中に自身の元を離れて父親が暮らすロンドンに戻る選択をした過去について、10年近くが経った今でも「苦痛を感じる」と告白。

「誰かが私から子供を奪おうとするなんて、殺されるのと同じだった」「毎晩ステージに立ち続けなければならなかったが、楽屋でただ泣きじゃくっていた。本当にこの世の終わりのように感じた。耐えられなかった」と、数カ月間に及んだ泥沼の親権争いを振り返った。その上で当時の精神状態について「木を見て森を見ずだった」「実際に自殺を考えたこともある」と話し、追い詰められて極限状態に陥っていたことを明かした。

がん検診
がんの早期発見を阻む「金額の壁」を取り払う──相互扶助の仕組みで「医療格差の是正」へ
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

アサヒGHD、ランサムウエアの攻撃を確認 システム

ワールド

仏首相、予算案巡り特別権限行使を否定 合意責任を議

ビジネス

安川電機、今期の営業益予想を上方修正 米関税コスト

ワールド

バルト海ケーブル切断、フィンランドに法的管轄権なし
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:2025年の大谷翔平 二刀流の奇跡
特集:2025年の大谷翔平 二刀流の奇跡
2025年10月 7日号(9/30発売)

投手復帰のシーズンもプレーオフに進出。二刀流の復活劇をアメリカはどう見たか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ監督が明かすプレーオフ戦略、監督の意外な「日本的な一面」とは?
  • 2
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最悪」の下落リスク
  • 3
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外な国だった!
  • 4
    「人類の起源」の定説が覆る大発見...100万年前の頭…
  • 5
    MITの地球化学者の研究により「地球初の動物」が判明…
  • 6
    イスラエルのおぞましい野望「ガザ再編」は「1本の論…
  • 7
    「元は恐竜だったのにね...」行動が「完全に人間化」…
  • 8
    女性兵士、花魁、ふんどし男......中国映画「731」が…
  • 9
    1日1000人が「ミリオネア」に...でも豪邸もヨットも…
  • 10
    【クイズ】1位はアメリカ...世界で2番目に「航空機・…
  • 1
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ監督が明かすプレーオフ戦略、監督の意外な「日本的な一面」とは?
  • 2
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外な国だった!
  • 3
    トイレの外に「覗き魔」がいる...娘の訴えに家を飛び出した父親が見つけた「犯人の正体」にSNS爆笑
  • 4
    ウクライナにドローンを送り込むのはロシアだけでは…
  • 5
    iPhone 17は「すぐ傷つく」...世界中で相次ぐ苦情、A…
  • 6
    こんな場面は子連れ客に気をつかうべき! 母親が「怒…
  • 7
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最…
  • 8
    【クイズ】世界で1番「がん」になる人の割合が高い国…
  • 9
    高校アメフトの試合中に「あまりに悪質なプレー」...…
  • 10
    虫刺されに見える? 足首の「謎の灰色の傷」の中から…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 4
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれ…
  • 5
    カミラ王妃のキャサリン妃への「いら立ち」が話題に.…
  • 6
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 7
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 8
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ…
  • 9
    科学が解き明かす「長寿の謎」...100歳まで生きる人…
  • 10
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニング…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中