臨死体験、自殺考えた過去...マドンナ、9年ぶり出演のポッドキャストで赤裸々に語った内容が「とても深い」と話題に

マドンナ(2011年10月、ロンドン) Featureflash Photo Agency-Shutterstock
<「過去最高のインタビュー」との声も...あまり語られてこなかった人生の苦悩が明らかに>
「ポップの女王」マドンナが、英国のポッドキャスター、ジェイ・シェティの番組『On Purpose with Jay Shetty』に出演し、2時間にわたるロングインタビューで臨死体験や息子ロッコを巡る元夫との親権争いで自殺を考えた過去などを赤裸々に語り、「とても深い」「過去最高のインタビュー」だと話題を呼んでいる。
【動画】「とても深い」「過去最高のインタビュー」と話題...臨死体験、自殺を考えた過去を赤裸々に振り返るマドンナ
およそ9年ぶりにポッドキャスト出演したマドンナは、2008年に離婚した2番目の夫ガイ・リッチー監督との間に2016年に勃発した親権争いや深刻な細菌感染症で昏睡状態に陥った時の臨死体験、疎遠となっていた実弟の死と許しなど、これまであまり語られてこなかった人生の苦悩を明かした。
1996年からユダヤ教の神秘主義思想カバラを信仰しているマドンナは、「成功するにはスピリチュアルでなければいけない」と自身のスピリチュアルな生き方について述べる中で、カバラと出会っていなければ「私はここにいなかった」と波乱万丈の半生を振り返った。
2000年に再婚したガイとの間に授かった当時16歳のロッコが離婚後のツアー中に自身の元を離れて父親が暮らすロンドンに戻る選択をした過去について、10年近くが経った今でも「苦痛を感じる」と告白。
「誰かが私から子供を奪おうとするなんて、殺されるのと同じだった」「毎晩ステージに立ち続けなければならなかったが、楽屋でただ泣きじゃくっていた。本当にこの世の終わりのように感じた。耐えられなかった」と、数カ月間に及んだ泥沼の親権争いを振り返った。その上で当時の精神状態について「木を見て森を見ずだった」「実際に自殺を考えたこともある」と話し、追い詰められて極限状態に陥っていたことを明かした。