ディズニーチャンネルは死んだ...8~13歳向けメディア経済圏が「いつの間にか消えた」理由

Where Did All the Tween Shows Go? Experts on How Adult TV Affects Gen Alpha

2025年9月26日(金)18時23分
メリッサ・フルール・アフシャー

子供時代を飛ばして育つと、何が起きるのか?

TikTokをはじめとするプラットフォームでは、「プレティーン」空間が消えつつある現状に注目する声が増えている。

TikTokユーザーの@amaris_simoneは、9月15日に投稿した動画で「プレティーン向けのメディアが存在しないという事実について、もっと語るべき」と訴えた。

彼女は、自身がかつてVHSで観た子供向け映画から多くのことを学んだと語り、今日の子供向けメディアの衰退が、識字力の低下や「iPadキッズ」の増加といった現象の一因かもしれないと指摘している。

一方で、プレティーン向けエンタメそのものが、メディア史における一時的な現象だった可能性を挙げる声もある。急速に変化する美容の基準やソーシャルメディアのトレンドによって、その領域が押し出されてきたのではないかという見方だ。

TikTokで@littlemisstippytoesというアカウント名で活動するクリエイターは、プレティーンメディアが一般化する以前、見た目が大人びていれば「ませている」、年相応であれば「子供っぽい」とされ、プレティーンは明確な層として扱われていなかったと述べている。

彼女は、α世代が比較的早い段階から美容やスキンケアに関心を持つ傾向にあることを挙げ、彼らが再び「プレティーン不在」の状態に回帰しつつあると指摘している。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米軍がシリア南部基地から撤退完了、暫定政府軍に引き

ビジネス

コインベース、第4四半期は予想外の赤字 デジタル資

ビジネス

米FRBの短期債購入、4月中旬まで高水準で推移=N

ワールド

米主導のベネズエラ原油販売、数カ月で50億ドルの見
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    50歳には「まったく見えない」...信じられないレベルの「若見え」な女性の写真にSNS震撼
  • 3
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の定説に挑む、3人の日本人科学者と外科医
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    あなたの隣に「軍事用ヒト型ロボット」が来る日
  • 6
    【独自取材】「氷上のシルクロード」を目指す中国、…
  • 7
    「ショックすぎる...」眉毛サロンで「衝撃的な大失敗…
  • 8
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    エプスタイン疑惑の深層に横たわる2つの問題
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 5
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予…
  • 6
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 7
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 8
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 9
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 10
    【銘柄】「ソニーグループ」の株価が上がらない...業…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 8
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 9
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中