米ウクライナ首脳、日本時間29日未明に会談 和平巡る懸案協議
ウクライナのゼレンスキー大統領は、トランプ米大統領との会談のため27日遅く、米フロリダ州に到着した。28日午後1時(日本時間29日午前3時)に予定するトランプ氏との会談では、領土問題、安全の保証、ロシアの管理下にあるザポリージャ原発の対応などが焦点になる。ホワイトハウスで10月撮影(2025年 ロイター/Jonathan Ernst)
Andrea Shalal Gram Slattery
[パームビーチ(フロリダ州) 28日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は、トランプ米大統領との会談のため27日遅く、米フロリダ州に到着した。28日午後1時(日本時間29日午前3時)に予定するトランプ氏との会談では、領土問題、安全の保証、ロシアの管理下にあるザポリージャ原発の対応などが焦点になる。
ゼレンスキー氏は26日、アクシオスに対し、ウクライナ軍がドンバスから完全撤退するという米国側の提案について、トランプ氏を説得して譲歩させたいと述べた。溝が埋まらない場合は、20項目の和平案を国民投票にかけるべきだと述べた。
アクシオスによると、米政府関係者は、ゼレンスキー氏が国民投票に言及したのは大きな前進で、領土割譲を全面否定しないことの表れだとみている。
ゼレンスキー氏は27日にカナダに立ち寄り、カーニー首相と会談。カーニー首相はウクライナに25億カナダドル(18億3000万ドル)の追加支援を提供すると発表した。カナダのハリファクスに立ち寄り、カーニー首相と会談した。カーニー首相はウクライナに25億カナダドル(18億3000万ドル)の追加支援を提供すると発表した。
一方、ロシアメディアによると、プーチン大統領は、ウクライナが紛争の平和的解決を望まないのなら、ロシアは「特別軍事作戦」の全ての目標を武力で達成することになると述べた。





