「入れ替わり系コメディー」は、やっぱり鉄板?...22年ぶり『フォーチュン・クッキー』続編の衰えない魅力
A Freaky Legacy Sequel
ハーパーがジェイクに色目を使い、リリーがレコード棚の陰からイヤホンで指示を飛ばす。「彼にウインクして!唇をかんで! 違う、下唇だってば!」
14歳が大人の男を誘惑するという普通なら正視に堪えないはずの場面が、全く別の意味で「年齢的に不適切」な爆笑シーンに生まれ変わった。
ジェイクはアンナの不自然な表情を見て病気を疑い、こそこそ床をはうテス──中身はリリー──に目を留める。そして22年前と同じように、年上のテスに引かれてしまう。
一時は依存症などでスキャンダル続きだったローハンの元気な姿を見て、ローハンの映画とともに育ったミレニアル世代の観客は喜ぶだろう。
だが彼女が持ち前のコメディーセンスを披露する機会は、あまりない。アンナと体が入れ替わるハーパーは控えめな性格なので、はちゃめちゃなシーンはカーティスに行ってしまう。
カーティスと並んで傑出しているのが、現在16歳のジュリア・バターズ(クエンティン・タランティーノ監督の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でレオナルド・ディカプリオを泣かせた子役だ)。





