Ishaan ‍Arora

[5日 ロイター] - 5日の貴金属市場では売りが強まり、金が2%超下落したほか、銀は約15%急落した。ドルが約2週間ぶりの高値に上昇し、米中貿易摩擦に緩和の兆しが見られたことを受けた。

0535GMT(日本時間午後2時35分)時点で、金現物は2.5%安の1オンス=4838.81ドルで推移した。米金先物4月物は1.9%安の4855.60ドルで取引された。

KCMのチーフトレードアナリスト、ティム・ウォーターラー氏は「ドルはウォーシュ氏の連邦準備理事会(FRB)議長指名で新たな息吹を得て、前進を続けている。最近の極端なボラティリティーを受けて、⁠トレーダーは金に対してより慎重になって‍いる」と述べた。

この日のドル指数は約2週間ぶりの高値を付け、ドル以外の通貨保有者にとって金は割高になった。

また、銀現物は14.9%急落し‍、1オンス=74.94ドルとなった。先週‍は121.64ドルの史上最高値を付けて‍いた。

ニルマル・バン・コモディティーズの調査部長クナル・シャー氏は「高値圏で産業需要が消失した。工業用バイヤーの大半は銀購入を停止してお⁠り、中国の太陽光パネルメーカーでさえ代替品を探している」と述べ⁠た。

トランプ米大統領‍と中国の習近平国家主席は4日、電話会談し、台湾問題や貿易など、多岐にわたる議題について協議した。トランプ氏は「非常に前向き」な協議だったとし、中国が米国産大豆の購入拡大を検討していると明らかにした。

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