リオティントとグレンコア、合併交渉を延長か=関係者
2月5日 複数の関係者によると、英豪資源大手リオティントとスイスの同業グレンコアは、英国の規制当局の期限である5日に先立ち、経営統合に向けた交渉の延長を発表する見通しだ。写真は2025年4月、豪パースで撮影(2026年 ロイター/Christine Chen)
Melanie Burton Clara Denina
[メルボルン/ロンドン 5日 ロイター] - 複数の関係者によると、英豪資源大手リオティントとスイスの同業グレンコアは、英国の規制当局の期限である5日に先立ち、経営統合に向けた交渉の延長を発表する見通しだ。これにより、リオティントは経営統合のメリットを検討する時間を確保できる。
ただ関係者によると、リオティントの一部の投資家は合併による価値創出を保証するよう同社に求めているほか、グレンコアへのプレミアムの支払いに強く反対しているため、交渉が決裂する可能性もあるという。
両社は1月、合併に向けた協議の初期段階であることを発表した。合併が実現すれば、時価総額約2070億ドルの世界最大級の鉱山会社が誕生し、需要が高まる銅への大規模なアクセスが可能となる。
英国の買収規則では、買い手企業は特定されてから28日以内に、正式な買収提案の意思表明、撤退、または期限延長申請のいずれかを行わなければならず、今回の期限は2月5日となる。
関係者によれば、リオティントが交渉延長を求めれば、グレンコアは喜んで応じるという。
両社の広報担当者はコメントを控えている。
リオティントの投資家の主な懸念の一つは、グレンコアが大幅なプレミアムを要求している一方で、同社の銅開発プロジェクトの一部がまだ非常に初期の段階にあることだ。また、グレンコアのマーケティング部門がもたらす価値についても疑問を呈している。商品価格の乱高下や銅価格の急騰を含む市場の動きも評価額を巡る懸念を増幅させている。
英紙フィナンシャル・タイムズは5日、リオティントが合併後の会長とCEOの続投を求めている一方、グレンコアは大幅なプレミアムを要求していると報じた。





