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なぜ人は「崖」に惹かれるのか? 絶景とスリルが交差する、世界の「岩壁」11選

BEYOND LIMITS

2025年7月24日(木)13時44分
マシュー・トステビン(本誌米国版シニアエディター)

09: ロックランズ(南アフリカ)

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GETTY IMAGES

世界的に有名なボルダリングスポットで、素晴らしい砂岩の巨石と息をのむような景観で知られる。アフリカ大陸南端の港湾都市ケープタウンから車で約2時間半のセダーバーグ野生保護区にある。

オレンジ色と灰色の砂岩に特徴的で多様なホールドがあり、いろいろな挑戦ができる。ボルダリングだけでなく伝統的なロッククライミングのルートもあるが、岩肌が粗く指に負担がかかるので注意。

10: パタゴニア(アルゼンチン)

南米アルゼンチンのパタゴニア地域における主要なロッククライミングスポットはエル・チャルテンで、高くそびえる花崗岩の尖塔群が有名だ。高地の厳しい自然環境に耐えていくつもの難コースを踏破していくには何日もかかるが、かけがえのない体験になる。

一方で初心者向けルートもいくつかあり、ヒマラヤ登山などを目指す本格派クライマーの練習場としても人気だ。最適なシーズンは夏。


11. グランピアンズ国立公園(オーストラリア)

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CAVAN IMAGES/GETTY IMAGES

南東部ビクトリア州にあるグランピアンズ国立公園は世界的に知られるクライミングの名所で、膨大な種類のルートがそろっている。

印象的な砂岩の地形と豊富なルートが有名で、初心者から経験豊富な上級者まで楽しめる。短いスポーツクライミングのルートもあれば、高難度のマルチピッチルートもある。

ボルダリングの人気スポットとしても知られており、初心者向けからプロ級の高難度まで、多彩なコースが設定されている。

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