最新記事
セレブ

なぜ? ケイティ・ペリーらの宇宙旅行に「でっち上げ」と憶測飛び交う 「捏造の証」と指摘される映像とは?

2025年4月21日(月)16時50分
千歳香奈子
ケイティ・ペリー

ケイティ・ペリー(2024年11月9日、ロサンゼルス) Kathy Hutchins-Shutterstock

<ケイティ・ペリー、ローレン・サンチェスら女性6人による宇宙旅行は「歴史的快挙」として世界中の注目を集めたが、一方で「やらせ」を疑う陰謀論が渦巻いている。その理由とは──>

歌姫ケイティ・ペリーが、アマゾンの創設者ジェフ・ベゾスの婚約者でジャーナリストのローレン・サンチェスら5人の女性と共に約11分間の宇宙旅行を成功させたことが話題となるなか、「茶番」だとするフェイク説や「無神経」との批判がネットを賑わせている。

【動画】なぜ「やらせ」を疑う声が? 「不自然」「捏造の証」と言われている帰還直後の宇宙船を撮影した映像

全米に中継もされた62年ぶりとなる女性だけの歴史的な宇宙飛行だったが、視聴者の反応は冷ややかだった。

ケイティは、ジェフが2000年に創設した宇宙開発企業ブルーオリジンの宇宙船ニューシェパードに乗り込み、4月14日に宇宙に旅立った。米テキサス州の施設から打ち上げられたニューシェパードは、高度約100キロの地球との境界線カーマン・ラインを越え、無重力状態を体験したのち地上に帰還した。飛行時間はわずか10分足らずだったが、人気スターの宇宙旅行は世界中の注目を集めた。

一児の母でもあるケイティは、婚約者のオーランド・ブルームと愛娘デイジーに見守られるなか、娘の名前でもある花「デイジー」一輪を手に宇宙船に乗り込んだ。船内では宇宙から見た世界の美しさを表現するためルイ・アームストロングの名曲「この素晴らしき世界」を歌ったといい、無事に地上に戻るとデイジーの花を空高く掲げてキス。さらにその場で跪いて地面にもキスをした。

編集部よりお知らせ
ニュースの「その先」を、あなたに...ニューズウィーク日本版、noteで定期購読を開始
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

イスラエル軍「ガザ市40%掌握」、退去命令に抵抗の

ワールド

中朝首脳が会談、戦略的連携強化を確認 「運命共にす

ビジネス

NY外為市場=ドル小幅高、米雇用統計待ち

ビジネス

段階的な利下げが正当、経済が予想通り推移なら=NY
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:豪ワーホリ残酷物語
特集:豪ワーホリ残酷物語
2025年9月 9日号(9/ 2発売)

円安の日本から「出稼ぎ」に行く時代──オーストラリアで搾取される若者たちの実態は

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【動画あり】9月初旬に複数の小惑星が地球に接近...地球への衝突確率は? 監視と対策は十分か?
  • 2
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニングをする女性、異変を感じ、背後に「見えたモノ」にSNS震撼
  • 3
    「よく眠る人が長生き」は本当なのか?...「睡眠障害」でも健康長寿な「100歳超えの人々」の秘密
  • 4
    「生きられない」と生後数日で手放された2本脚のダ…
  • 5
    50歳を過ぎても運動を続けるためには?...「動ける体…
  • 6
    【クイズ】世界で2番目に「農産物の輸出額」が多い「…
  • 7
    「あのホラー映画が現実に...」カヤック中の男性に接…
  • 8
    世論が望まぬ「石破おろし」で盛り上がる自民党...次…
  • 9
    SNSで拡散されたトランプ死亡説、本人は完全否定する…
  • 10
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 1
    東北で大腸がんが多いのはなぜか――秋田県で死亡率が下がった「意外な理由」
  • 2
    1日「5分」の習慣が「10年」先のあなたを守る――「動ける体」をつくる、エキセントリック運動【note限定公開記事】
  • 3
    50歳を過ぎても運動を続けるためには?...「動ける体」をつくる4つの食事ポイント
  • 4
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニング…
  • 5
    豊かさに溺れ、非生産的で野心のない国へ...「世界が…
  • 6
    25年以内に「がん」を上回る死因に...「スーパーバグ…
  • 7
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 8
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害…
  • 9
    【動画あり】9月初旬に複数の小惑星が地球に接近...…
  • 10
    首を制する者が、筋トレを制す...見た目もパフォーマ…
  • 1
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 2
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を呼びかけ ライオンのエサに
  • 3
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果物泥棒」と疑われた女性が無実を証明した「証拠映像」が話題に
  • 4
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 5
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 6
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 7
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 8
    将来ADHDを発症する「幼少期の兆候」が明らかに?...…
  • 9
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 10
    イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中