『ブリジット・ジョーンズの日記』9年ぶりの映画最新作!主演のゼルウィガーが語る本作の魅力
Mad About the Girl
──これでブリジットの話は最後だと、原作者は言っている。でも信じたくない。10年後、ブリジットはどうなっていると思う? もう子供たちは巣立っているのでは?
どうなっているかな。もう続きは書かないと、ヘレンがはっきり言っているのは事実。だから、ブリジットの今後を予想するなんてやぼな話はやめましょう。
でも、これで終わりだとは信じたくない。いつかまたヘレンが新たなインスピレーションを得て、続きを書いてくれること。私はそれを願い、信じている。
──これまでのシリーズだけでも、ブリジット・ジョーンズというキャラクターは私たちに強烈なインパクトを与えてきた。いわば、1つの時代を象徴する存在。そういう役を演じてきた気分は?
言葉で言い表すのは、ちょっと無理ね。こういう瞬間、あなたと私がこうやって話していて、私にとって大切なものがあなたにとっても大切なものだって分かる。こういうのって、人生でめったにないことだと思う。
自分にとって意味のある仕事、自分の人生に喜びをもたらしてくれて、何かしら前向きな影響力があって、自分が誇れる仕事ができるのはとても幸せなこと。しかもそれが、ほかの誰かにとっても大切なものになる。それは人生においてとても意味のある特別な贈り物だと思う。
普段は意識していないけれど、この映画を見てくれている人がいるんだ、自分が3~4年前に、そして25年前にやったことを今も話題にしてくれる人がいるんだって思うと、すごく感動する。
自分はとても幸せだと感じる。あなたのような人が私の仕事に注目してくれて、しかも大切に思ってくれる。それって、本当に素晴らしい。