『ブリジット・ジョーンズの日記』9年ぶりの映画最新作!主演のゼルウィガーが語る本作の魅力

Mad About the Girl

2025年4月11日(金)17時01分
H・アラン・スコット(ライター、コメディアン)

ロクスターも恋人候補にUNIVERSAL PICTURES

ロクスターも恋人候補にUNIVERSAL PICTURES

──これでブリジットの話は最後だと、原作者は言っている。でも信じたくない。10年後、ブリジットはどうなっていると思う? もう子供たちは巣立っているのでは?

どうなっているかな。もう続きは書かないと、ヘレンがはっきり言っているのは事実。だから、ブリジットの今後を予想するなんてやぼな話はやめましょう。


でも、これで終わりだとは信じたくない。いつかまたヘレンが新たなインスピレーションを得て、続きを書いてくれること。私はそれを願い、信じている。

──これまでのシリーズだけでも、ブリジット・ジョーンズというキャラクターは私たちに強烈なインパクトを与えてきた。いわば、1つの時代を象徴する存在。そういう役を演じてきた気分は?

言葉で言い表すのは、ちょっと無理ね。こういう瞬間、あなたと私がこうやって話していて、私にとって大切なものがあなたにとっても大切なものだって分かる。こういうのって、人生でめったにないことだと思う。

自分にとって意味のある仕事、自分の人生に喜びをもたらしてくれて、何かしら前向きな影響力があって、自分が誇れる仕事ができるのはとても幸せなこと。しかもそれが、ほかの誰かにとっても大切なものになる。それは人生においてとても意味のある特別な贈り物だと思う。

普段は意識していないけれど、この映画を見てくれている人がいるんだ、自分が3~4年前に、そして25年前にやったことを今も話題にしてくれる人がいるんだって思うと、すごく感動する。

自分はとても幸せだと感じる。あなたのような人が私の仕事に注目してくれて、しかも大切に思ってくれる。それって、本当に素晴らしい。

BRIDGET JONES: MAD ABOUT THE BOY
ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今
監督╱マイケル・モリス
主演╱レネー・ゼルウィガー、キウェテル・イジョフォー
日本公開は4月11日

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

FRB「近いうちに利下げ必要」、労働市場は減速=S

ビジネス

NY外為市場=ドル下落、FRB利下げ観測を意識 7

ワールド

スイス大統領、米関税回避で合意得られず 国務長官と

ワールド

トランプ氏、早ければ来週にプーチン大統領と直接会談
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:Newsweek Exclusive 昭和100年
特集:Newsweek Exclusive 昭和100年
2025年8月12日/2025年8月19日号(8/ 5発売)

現代日本に息づく戦争と復興と繁栄の時代を、ニューズウィークはこう伝えた

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を呼びかけ ライオンのエサに
  • 2
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの母子に遭遇したハイカーが見せた「完璧な対応」映像にネット騒然
  • 3
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大ベビー」の姿にSNS震撼「ほぼ幼児では?」
  • 4
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医…
  • 5
    イラッとすることを言われたとき、「本当に頭のいい…
  • 6
    【徹底解説】エプスタイン事件とは何なのか?...トラ…
  • 7
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
  • 8
    大学院博士課程を「フリーター生産工場」にしていい…
  • 9
    かえって体調・メンタルが悪くなる人も...「休職の前…
  • 10
    バーボンの本場にウイスキー不況、トランプ関税がと…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大ベビー」の姿にSNS震撼「ほぼ幼児では?」
  • 4
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 5
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 6
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
  • 7
    日本人の児童買春ツアーに外務省が異例の警告
  • 8
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 9
    いま玄関に「最悪の来訪者」が...ドアベルカメラから…
  • 10
    メーガンとキャサリン、それぞれに向けていたエリザ…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 4
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 5
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 6
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 7
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が…
  • 8
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 9
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
  • 10
    幸せホルモン「セロトニン」があなたを変える──4つの…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中