『ブリジット・ジョーンズの日記』9年ぶりの映画最新作!主演のゼルウィガーが語る本作の魅力

Mad About the Girl

2025年4月11日(金)17時01分
H・アラン・スコット(ライター、コメディアン)
『ブリジット・ジョーンズの日記』9年ぶりの映画最新作が本日4月11日(金)に公開

CORINA MARIE HOWELL

<愛され続けるあの共感キャラが9年ぶりに帰還! 最新作の映画『ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今』で夫を失いシングルマザーに。4月11日(金)公開>

「私はブリジット・ジョーンズが大好き。みんなもそう。これってすごい、本当に」。開口一番、レネー・ゼルウィガーはそう言った。

ぽつぽつと日記をつけ始めたイギリスの独身女性を、ゼルウィガーが初めて演じてからほぼ四半世紀の時が流れた。

その女性(ヘレン・フィールディングの1996年のベストセラー『ブリジット・ジョーンズの日記』の主人公)はやがて文化現象となり、今や世界中の自立した女性の見本となっている。


そして気が付けば、ブリジットを演じたゼルウィガーは彼女と同一視されるようになっている。この役を別の俳優が演じるなんてことは、もはや想像できない。

原作者のフィールディング(右)とゼルウィガー

原作者のフィールディング(右)とゼルウィガー DAVE BENETT/GETTY IMAGES FOR BRITISH VOGUE

原作者のフィールディングも同じ気持ちで、最新作の映画『ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今』でゼルウィガーが戻ってきたことに大喜びだ。

「彼女はブリジットに似ていて、とても温かくて優しい。彼女の優しさは本物。作り物じゃない」。フィールディングは本誌にそう語った。

「あの役をレネーがやった途端に、ブリジットは肉体を得た。私のブリジットは、あれでレネーと合体したの」

映画の撮影スタッフもそう思っている。「(ブリジット・ジョーンズのことを)レネーほど理解している人はいない」と、本作のマイケル・モリス監督は語る。「彼女はまさに完璧で、(ブリジットを)演じられる唯一の人物だ」


試写会
『クィア/Queer』 ニューズウィーク日本版独占試写会 45名様ご招待
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米新規失業保険申請1.8万件増の24.1万件、2カ

ワールド

米・ウクライナ鉱物協定「完全な経済協力」、対ロ交渉

ビジネス

トムソン・ロイター、25年ガイダンスを再確認 第1

ワールド

3日に予定の米イラン第4回核協議、来週まで延期の公
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
2025年5月 6日/2025年5月13日号(4/30発売)

「ゼロから分かる」各国・地域情勢の超解説と時事英語

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に高く、女性では反対に既婚の方が高い
  • 2
    マリフアナを合法化した末路とは? 「バラ色の未来が来るはずだったのに...」
  • 3
    タイタニック生存者が残した「不気味な手紙」...何が書かれていた?
  • 4
    ポンペイ遺跡で見つかった「浴場」には、テルマエ・…
  • 5
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」では…
  • 6
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは…
  • 7
    インド北部の「虐殺」が全面「核戦争」に発展するか…
  • 8
    クルミで「大腸がんリスク」が大幅に下がる可能性...…
  • 9
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 10
    悲しみは時間薬だし、幸せは自分次第だから切り替え…
  • 1
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 2
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 3
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新研究】
  • 4
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは…
  • 5
    ロシア国内エラブガの軍事工場にウクライナが「ドロ…
  • 6
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に…
  • 7
    パニック発作の原因の多くは「ガス」だった...「ビタ…
  • 8
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 9
    私の「舌」を見た医師は、すぐ「癌」を疑った...「口…
  • 10
    マリフアナを合法化した末路とは? 「バラ色の未来…
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 5
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 6
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 7
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 8
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 9
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 10
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中