最新記事
ファッション

「ほぼ全裸」の胸と下半身をパールで隠しただけ...米セレブの過激衣装、「隙間が多すぎる」と意外な人から不満の声

North West's brutal takedown of mom Kim Kardashian

2023年11月25日(土)20時36分
ソフィー・ロイド
キム・カーダシアン

Harmony Gerber/Shutterstock

<今年のメットガラでカーダシアンが着用したパールだらけのドレスを、試着段階で酷評していたことが明らかに>

実業家としても活躍する米セレブのキム・カーダシアンといえば、ときに過激なほどのファッションで世間の注目を集めてきた人物。今年のファッションの祭典「メットガラ」でも、ほとんど布の面積がない衣装のうえに、何重にもなったパールのチェーンで胸や下半身を隠しただけのネイキッドドレスで多くの人を驚かせた。

■【写真】「ほぼ全裸」の胸と下半身をパールで隠しただけ...米セレブの過激衣装、「隙間が多すぎる」の声

とはいえ、そのファッションがすべての人に好評だった訳ではないようだ。11月23日にHuluで配信が始まった「カーダシアン家のセレブな日常」最新エピソードの中では、カーダシアンの娘ノース・ウェストが、この時の母親のファッションを揶揄する一幕があった。しかもそれをデザインしたダニエル・ローズベリーの目の前でだ。

どんな子どもでも、親のスタイルに不満を覚える時が来るものだ。それがたとえ、ファッションアイコンの子どもであっても。

メットガラは毎年5月に開催され、今年はファッション界の巨匠でデザイナーの故カール・ラガーフェルドに敬意を表するというテーマが掲げられた。米ニューヨークにあるメトロポリタン美術館で開催されるこのイベントで、常に注目を集めてきたカーダシアン。今年もパールをふんだんに用い、パフスリーブと長い裾が特徴的なドレスをまとって参加した。

「パールの間の隙間が空きすぎている」

カーダシアンとノースはメットガラに先立って、スキャパレリのクリエイティブディレクターであるローズベリーの元を訪れ、ドレスの試着を行っていた。だがノース(当時9歳)はドレスがあまり気に入らなかったらしく、母親に「改善の余地ありだね」と告げていたという。

「パールの間の隙間が空きすぎていた」とノースは述べ、さらにこう続けた。「母はドレスをビリビリに引き裂かれたハワイの少女みたいに見えたし、パールも偽物っぽく見えた」

ノースは上半身のパールを留める役割を果たしていたダイアモンドのチョーカーも気に入らず、カーダシアンとローズベリーに「ダイアモンドが台無しにしている感じがする」と言ったという。

これを受けてカーダシアンはノースに、「あなたは間違っていると思う」と反論。自分以外の人の気持ちを尊重することが大切だと注意した。「正直でありつつ、人の気持ちを傷つけない方法もある」と彼女は娘を諭し、さらにこう続けた。「あなたにはそのことを学んでほしい。大好きではないかもしれない、という言い方もできるでしょう」

編集部よりお知らせ
ニュースの「その先」を、あなたに...ニューズウィーク日本版、noteで定期購読を開始
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米企業、来年のインフレ期待上昇 関税の不確実性後退

ワールド

スペイン国防相搭乗機、GPS妨害受ける ロシア飛び

ワールド

米韓、有事の軍作戦統制権移譲巡り進展か 見解共有と

ワールド

中国、「途上国」の地位変更せず WTOの特別待遇放
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ハーバードが学ぶ日本企業
特集:ハーバードが学ぶ日本企業
2025年9月30日号(9/24発売)

トヨタ、楽天、総合商社、虎屋......名門経営大学院が日本企業を重視する理由

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本の小説が世界で爆売れし、英米の文学賞を席巻...「文学界の異変」が起きた本当の理由
  • 2
    1年で1000万人が死亡の可能性...迫る「スーパーバグ」感染爆発に対抗できる「100年前に忘れられた」治療法とは?
  • 3
    コーチとグッチで明暗 Z世代が変える高級ブランド市場、売上を伸ばす老舗ブランドの戦略は?
  • 4
    カミラ王妃のキャサリン妃への「いら立ち」が話題に.…
  • 5
    「汚い」「失礼すぎる」飛行機で昼寝から目覚めた女…
  • 6
    筋肉はマシンでは育たない...器械に頼らぬ者だけがた…
  • 7
    「何だこれは...」クルーズ船の客室に出現した「謎の…
  • 8
    【クイズ】ハーバード大学ではない...アメリカの「大…
  • 9
    カーク暗殺をめぐる陰謀論...MAGA派の「内戦」を煽る…
  • 10
    「日本を見習え!」米セブンイレブンが刷新を発表、…
  • 1
    カミラ王妃のキャサリン妃への「いら立ち」が話題に...「少々、お控えくださって?」
  • 2
    数千円で買った中古PCが「宝箱」だった...起動して分かった驚きの中身
  • 3
    1年で1000万人が死亡の可能性...迫る「スーパーバグ」感染爆発に対抗できる「100年前に忘れられた」治療法とは?
  • 4
    「何だこれは...」クルーズ船の客室に出現した「謎の…
  • 5
    筋肉はマシンでは育たない...器械に頼らぬ者だけがた…
  • 6
    【動画あり】トランプがチャールズ英国王の目の前で…
  • 7
    日本の小説が世界で爆売れし、英米の文学賞を席巻...…
  • 8
    「日本を見習え!」米セブンイレブンが刷新を発表、…
  • 9
    燃え上がる「ロシア最大級の製油所」...ウクライナ軍…
  • 10
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 4
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 5
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれ…
  • 6
    カミラ王妃のキャサリン妃への「いら立ち」が話題に.…
  • 7
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 8
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 9
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニング…
  • 10
    東北で大腸がんが多いのはなぜか――秋田県で死亡率が…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中