最新記事
セレブ

米スーパーセレブ、「ギリギリ見えない」ビキニ写真を投稿も、コメントが「無神経」「悲劇を利用」と批判浴びる

Kim Kardashian's "tone deaf" message slammed after Steve Harwell death

2023年9月16日(土)19時56分
ライアン・スミス
キム・カーダシアン

Asatur Yesayants/Shutterstock

<キム・カーダシアンの投稿が、死去したばかりの「スマッシュ・マウス」スティーブ・ハーウェルのファンから怒りを買った>

モデルや起業家として活躍する「スーパーセレブ」キム・カーダシアンが、またもやSNSへの投稿で物議を醸している。見えてはいけないところがギリギリ隠れるかどうか、という際どすぎるゴールドのビキニを着た自身のセルフィー写真なのだが、これに添えられた文言が、大勢のネットユーザーの批判を呼ぶことになってしまったのだ。

■【写真】ギリギリ隠れるかどうかの際どいカーダシアンの水着写真...コメントに批判が

スティーブ・ハーウェルの死後に写真に添えた言葉をめぐり、大勢のインスタグラムユーザーから批判を浴びた。

カーダシアンの言葉が問題視されたのは、これが米ロックバンド「スマッシュ・マウス」の元ボーカルであるスティーブ・ハーウェルの死が報じられたすぐ後に投稿されたものだからだ。

同バンドのマネージャーを務めるロバート・ヘイズは、ハーウェルが9月4日に急性肝不全で死去したことを明らかにした。その数時間前には、ハーウェルが病気を患い、末期状態であることが公表されていた。56歳だった。

ハーウェルの死去から数日後、カーダシアンはインスタグラムに金色のビキニ姿でポーズを取った自身を鏡越しに撮影したセルフィー2枚を投稿。この水着を意識して「光るもの全てが金(All that glitters is gold.)」という言葉を写真に添えた。

この言葉のチョイスに激怒したのが、ハーウェルのファンたちだ。「光るもの全てが金」は、スマッシュ・マウスの1999年のヒット曲「オールスター」の歌詞に出てくる言葉だ。

コーラス部分の歌詞は、次のようになっている。「今や君はオールスターだ/さあ、試合を始めよう/今や君はロックスターだ/ショーをやって報酬を稼ごう/そして光るもの全てが金/流れ星だけが型を破る」

「亡くなった人を利用した」と批判が噴出

あるインスタグラムユーザーは、カーダシアンの言葉のチョイスについて「控えめに言って無神経」だと批判。別のユーザーは「この曲を歌っていた人が亡くなったばかりだって知ってた?」と書き込んだ。

また別のユーザーは「みんなの気を引くための投稿に、亡くなった人の歌詞を利用するなんて」と憤りを表明し、さらに別の人物は「キム、スマッシュ・マウスのこの人は亡くなったばかりなの。投稿を取り下げて」とコメント。また別の人物は「これはスティーブ・ハーウェルを追悼する投稿なの?」と書き込んだ。

批判的な反応もあった一方で、数多くのファンやセレブは、カーダシアンの投稿に好意的な反応を示した。リアリティー番組「主婦のすべて・アトランタ編」に出演したシェリー・ホイットフィールドは、歌手ジル・スコットの2004年の曲「ゴールデン」の歌詞をもじって「黄金のような人生を生きているのね」と書き込んだ。

キムの妹であるクロエ・カーダシアンは、姉の投稿に黄金の星の絵文字を3つ並べて反応した。

SDGs
2100年には「寿司」がなくなる?...斎藤佑樹×佐座槙苗と学ぶ「サステナビリティ」 スポーツ界にも危機が迫る!?
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

レゾナック、1―9月期純利益は90%減 通期見通し

ビジネス

三越伊勢丹HD、通期純利益予想を上方修正 過去最高

ビジネス

日経平均は続伸、景気敏感株上昇 TOPIXは最高値

ワールド

米公民権運動指導者ジャクソン師、進行性核上性麻痺で
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界最高の投手
特集:世界最高の投手
2025年11月18日号(11/11発売)

日本最高の投手がMLB最高の投手に──。全米が驚愕した山本由伸の投球と大谷・佐々木の活躍

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 2
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披露目会で「情けない大失態」...「衝撃映像」がSNSで拡散
  • 3
    ファン激怒...『スター・ウォーズ』人気キャラの続編をディズニーが中止に、5000人超の「怒りの署名活動」に発展
  • 4
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 5
    「イケメンすぎる」...飲酒運転で捕まった男性の「逮…
  • 6
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 7
    ついに開館した「大エジプト博物館」の展示内容とは…
  • 8
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 9
    冬ごもりを忘れたクマが来る――「穴持たず」が引き起…
  • 10
    「麻薬密輸ボート」爆撃の瞬間を公開...米軍がカリブ…
  • 1
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 2
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 3
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披露目会で「情けない大失態」...「衝撃映像」がSNSで拡散
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 6
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 7
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一…
  • 8
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 9
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 10
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 6
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 7
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 10
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中