最新記事

英王室

メーガン妃の今後を案じ、ヘンリー王子が「絶望」を隠し切れなかった場面が話題に

Prince Harry's 'Desperation' During Meghan Markle Crisis Visible in Video

2022年11月27日(日)13時25分
ジャック・ロイストン
ヘンリー王子とメーガン夫人

ヘンリー王子とメーガン夫人(2018年11月) Henry Nicholls-Reuters

<かつてインタビューで語っていたヘンリー王子夫妻の苦しみ。その時期の象徴的な場面を捉えた動画が再びネットで注目を集めている>

英ヘンリー王子の妻メーガン・マークルはかつてインタビューで、結婚によって公人となったことで生まれたプレッシャーにさらされた苦しみと、その状況を2人で「ただ耐えようとしていた」と語ったことがある。ちょうどその苦しみがピークに達していたであろう時期に撮影された動画がいま、再び注目を集めている。動画からは、妻の身を案じるヘンリー王子の「絶望」が見て取れる。

■【動画】メーガン妃が語った「絶望の夜」に、ヘンリーが苦しみを隠し切れなかった場面

メーガン妃は2021年3月、ヘンリー王子と出演したオプラ・ウィンフリーのインタビュー番組で、息子のアーチーを妊娠中に自殺願望を抱いたと語った。

メーガン妃によると、転機となったのは、2018年11月にウィリアム王子の妻キャサリン妃を泣かせたと英紙デイリー・テレグラフに報じられたことだという。その後、英タブロイド紙ザ・サンにも、一面で同様の記事を掲載された。

メーガン妃はウィンフリーに「もう生きていたくなかった。その考えはとても明確で、現実的で、恐ろしいほど常に考えていた。そして、彼が私を抱きしめてくれたのを覚えている」と話した。

シルク・ドゥ・ソレイユ鑑賞の場で...

メーガン妃がその気持ちをヘンリー王子に伝えたのは、2019年1月16日のことだったという。夫妻はその夜、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われたシルク・ドゥ・ソレイユの公演「トーテム」のプレミアへの出席を控えていた。

「このイベントに行かなくてはならなかったが、彼は『君は行けないと思う』と言った。私は『一人ではいられない』と言った」とメーガン妃は語った。

「あの時の写真を拡大すれば、彼の指が私の指を強く握りしめているのがわかる。私たちの指が白くなっているのがわかるはずだ。私たちは微笑んで公務を務めていたが、2人ともただ耐えようとしていた」

「ロイヤルボックスの照明が落ちるたびに、私は涙を流し、彼は私の手を握りしめていた」「そして、『休憩時間が来る。もうすぐ照明がついて、みんながまた私たちを見る』という感じで、また耐えるしかなかった」とメーガン妃は語った。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

G7外相、イスラエルとイランの対立拡大回避に努力=

ワールド

G7外相、ロシア凍結資産活用へ検討継続 ウクライナ

ビジネス

日銀4月会合、物価見通し引き上げへ 政策金利は据え

ワールド

アラスカでの石油・ガス開発、バイデン政権が制限 地
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:老人極貧社会 韓国
特集:老人極貧社会 韓国
2024年4月23日号(4/16発売)

地下鉄宅配に古紙回収......繁栄から取り残され、韓国のシニア層は貧困にあえいでいる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なない理由が明らかに

  • 2

    止まらぬ金価格の史上最高値の裏側に「中国のドル離れ」外貨準備のうち、金が約4%を占める

  • 3

    「毛むくじゃら乳首ブラ」「縫った女性器パンツ」の衝撃...米女優の過激衣装に「冗談でもあり得ない」と怒りの声

  • 4

    中国のロシア専門家が「それでも最後はロシアが負け…

  • 5

    価値は疑わしくコストは膨大...偉大なるリニア計画っ…

  • 6

    中ロ「無限の協力関係」のウラで、中国の密かな侵略…

  • 7

    ハーバード大学で150年以上教えられる作文術「オレオ…

  • 8

    休日に全く食事を取らない(取れない)人が過去25年…

  • 9

    「イスラエルに300発撃って戦果はほぼゼロ」をイラン…

  • 10

    日本の護衛艦「かが」空母化は「本来の役割を変える…

  • 1

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 2

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なない理由が明らかに

  • 3

    NASAが月面を横切るUFOのような写真を公開、その正体は

  • 4

    犬に覚せい剤を打って捨てた飼い主に怒りが広がる...…

  • 5

    攻撃と迎撃の区別もつかない?──イランの数百の無人…

  • 6

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 7

    アインシュタインはオッペンハイマーを「愚か者」と…

  • 8

    天才・大谷翔平の足を引っ張った、ダメダメ過ぎる「無…

  • 9

    帰宅した女性が目撃したのは、ヘビが「愛猫」の首を…

  • 10

    ハリー・ポッター原作者ローリング、「許すとは限ら…

  • 1

    人から褒められた時、どう返事してますか? ブッダが説いた「どんどん伸びる人の返し文句」

  • 2

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 3

    88歳の現役医師が健康のために「絶対にしない3つのこと」目からうろこの健康法

  • 4

    ロシアの迫撃砲RBU6000「スメルチ2」、爆発・炎上の…

  • 5

    バルチック艦隊、自国の船をミサイル「誤爆」で撃沈…

  • 6

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 7

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 8

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 9

    1500年前の中国の皇帝・武帝の「顔」、DNAから復元に…

  • 10

    浴室で虫を発見、よく見てみると...男性が思わず悲鳴…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中