最新記事

ファッション

「ロゴさえあれば何でも買う」? 高級新作スニーカーの衝撃ビジュアルが話題に

Kim K-Affiliated Balenciaga's New $1,850 Sneakers Slammed: 'Derelicte'

2022年5月12日(木)18時20分
エマ・ノーラン
バレンシアガPARIS

@JoePompliano/Twitter

<キム・カーダシアンがこよなく愛する高級ブランド「バレンシアガ」の新作スニーカーが、ファッションの先を行き過ぎていると話題に>

1962年にジョン・F・ケネディ大統領(当時)の誕生日を祝ってバースデーソングを歌ったマリリン・モンローが着用していた有名なドレスを着て、ファッションの祭典「METガラ」に登場したことで大きな話題となったキム・カーダシアン。そんな彼女だが、普段はラグジュアリーブランド「バレンシアガ」を愛用していることで知られる。

そのバレンシアガの新作スニーカーがSNSで大きな話題となっている。高級ブランドが発表した新作「PARIS」シリーズはヴィンテージな風合いのユーズド加工が特徴だが、キャンペーン用のビジュアルとして採用されたのが、何十年も履き古したような極端にボロボロのPARISの写真だったからだ。

また、ここまで極端ではないものの、通常のPARISとは別に100足限定で実際に販売された1850ドルの限定版「フル・デストロイド」にはいくつもの裂け目が入り、シミだらけでバレンシアガのロゴが落書きされたように描かれている。また公式ウェブサイトにある商品説明には「完全に破壊されたコットンとゴム」と記されている。

ファッションの限界を押し広げてきたバレンシアガだが、今回の新作については一般的なファッションの感覚のあまりに先を行ってしまったようで、すっかりネット上の「ネタ」になってしまった。

ツイッターなどのSNSには、「クソ自意識過剰なこの世代が、どこまでのものを買うかを見るため、バレンシアガは社会実験を行っているに違いない」といった投稿が書き込まれた。「ブランドの名前が付いているだけで、人々がどこまでのものを買うかを知るための社会実験だ」というものもあった。

またファッション業界を舞台にした映画『ズーランダー』に登場する架空のコレクション「Derelicte」になぞらえる声や、「腐敗した死体から引き抜いてきたみたいだ」といった声も上がった。

最近のカーダシアンはバレンシアガを愛用していることで知られており、昨年のMETガラを含めて公の場に姿を現すときには必ずと言っていいほどこのブランドの服を着用している。

昨年のパリ・ファッションウィークでは黒いキャットスーツに、バレンシアガのロゴが入った黄色の警戒用テープのようなものを全身に巻き付けた姿で登場。やはりテープでガチガチに巻かれては動きにくかったようで、よたよたと歩く姿が話題となっていた。

今年のMETガラでは、マリリン・モンローのドレスに体型を合わせるため、3週間で7キロも減量したことを明かし、過激なダイエットが人々に誤ったメッセージを伝えるとして批判を受けた。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

イランと制裁緩和など緊密に協議とトランプ氏、武器供

ワールド

トランプ氏は早期紛争終結望む、イランと誠実交渉指示

ワールド

ヒズボラが攻撃停止か、イスラエルはレバノン攻撃継続

ビジネス

CKハチソンのパナマ子会社、港湾買収巡りマースクに
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:トランプの大誤算
特集:トランプの大誤算
2026年4月14日号(4/ 7発売)

国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライナ軍司令官 ロシア軍「⁠春の​攻勢」は継続
  • 3
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで代用した少女たちから10年、アジア初の普遍的支援へ
  • 4
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 5
    米軍が兵器を太平洋から中東に大移動、対中抑止に空白
  • 6
    【後編】BTS再始動、3年9カ月の沈黙を経て──変わる音…
  • 7
    「高市しぐさ」の問題は「媚び」だけか?...異形の「…
  • 8
    「王はいらない」800万人デモ トランプ政権への怒り…
  • 9
    キッチンスポンジ使用の思いがけない環境負荷...マイ…
  • 10
    5日間の寝たきりで髪が...ICUに入院した女性を襲っ…
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始めた限界
  • 3
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐせ・ワースト1
  • 4
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 5
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅…
  • 6
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで…
  • 7
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 8
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 9
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 10
    【銘柄】イラン情勢で一躍脚光の「NEC」 防衛・宇宙…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 4
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅…
  • 5
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 6
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 7
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中