最新記事

セレブ

テイラー・スウィフト激似TikTokerのラクじゃない人生

2021年12月22日(水)18時35分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部
テイラー・スウィフトそっくりさん

@therealashley13/TikTok

<否定しても信じてもらえず、「似せるために整形した」と言われることも──そっくりすぎると気苦労も多い?>

テイラー・スウィフトに瓜二つとして知られるTikTokerアシュリー・リーチン(@therealashley13)が本国版に寄稿した。

あまりに似ているために街を歩けば必ず声を掛けられ、ネット上では理不尽なヘイトコメントに悩まされているという。

「私の名前はアシュリーで2人の子供を持つ看護師よ」

「あなたはテイラーよ!」「一緒に写真を撮ってもいい?」と携帯電話を向けてくる人々にはこう繰り返すしかなかった。

広く知られるきっかけとなったのは、昨年7月に公開されたショートクリップだ。人気セレブのそっくりさんならではの苦悩を面白おかしく紹介する動画が大いにバズった。

@therealashley13

TRUE STORY! #nashville #taylorswift #swifties #target #mall #tennessee #not #public #truestory #fyp #mylife #nojoke #viral

♬ Hood Baby - Kbfr

美貌のポップスター似なのは羨ましいが、気苦労も少なくない。

2006年にテイラー・スウィフトがデビューすると、当時14歳だったアシュリーはそっくりゆえにたちまちいじめられるようになった。

2020年に1年ほど住んでいたナッシュビルでは、道を歩いていても、お店に入っても、常に呼び止められた。

「嘘でしょ? あなた、本当にテイラーじゃないの?」

TikTokで有名になってからも、「テイラーに似ている」というだけの理由で多くのネガティブコメントや誹謗中傷を受けている。テイラーのファンからは「テイラー・スウィフトのウォルマート版」と呼ばれ、テイラーを嫌いな人からもやはり攻撃的なコメントが寄せられる。

彼女に似せるために顔を整形したと非難されたことも。ファンらしき人たちからは「テイラーの代わりになろうとしている」と思い込まれ、多くの嫌がらせを受けている。

「メンタルヘルスのためにときどきソーシャルメディアから離れることにしている」

それでも肯定的なコメントを読むと、憎しみがかき消される。テイラー・スウィフトの誕生日にはハッピーバースデーを言われることもある。好意的な反応が否定的な反応を上回っているからこそ、ソーシャルメディアにとどまることができるとアシュリーは語る。最近では、女優のセレーナ・ゴメスも「いいね!」をしている。

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ビジネス

米雇用、7月+7.3万人で予想下回る 前月は大幅下

ビジネス

訂正-ダイムラー・トラック、米関税で数億ユーロの損

ビジネス

トランプ政権、肥満治療薬を試験的に公的医療保険の対

ビジネス

パウエル氏利下げ拒否なら理事会が主導権を、トランプ
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:トランプ関税15%の衝撃
特集:トランプ関税15%の衝撃
2025年8月 5日号(7/29発売)

例外的に低い日本への税率は同盟国への配慮か、ディールの罠か

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本人の児童買春ツアーに外務省が異例の警告
  • 2
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅で簡単にできる3つのリハビリ法
  • 3
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿がSNSで話題に、母親は嫌がる娘を「無視」して強行
  • 4
    いま玄関に「最悪の来訪者」が...ドアベルカメラから…
  • 5
    枕元に響く「不気味な咀嚼音...」飛び起きた女性が目…
  • 6
    カムチャツカも東日本もスマトラ島沖も──史上最大級…
  • 7
    一帯に轟く爆発音...空を横切り、ロシア重要施設に突…
  • 8
    【クイズ】1位は韓国...世界で2番目に「出生率が低い…
  • 9
    【クイズ】2010~20年にかけて、キリスト教徒が「多…
  • 10
    街中に濁流がなだれ込む...30人以上の死者を出した中…
  • 1
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅で簡単にできる3つのリハビリ法
  • 2
    幸せホルモン「セロトニン」があなたを変える──4つの習慣で脳が目覚める「セロ活」生活のすすめ
  • 3
    囚人はなぜ筋肉質なのか?...「シックスパック」は夜つくられる
  • 4
    いきなり目の前にヒグマが現れたら、何をすべき? 経…
  • 5
    航空機パイロットはなぜ乗員乗客を道連れに「無理心…
  • 6
    中国が強行する「人類史上最大」ダム建設...生態系や…
  • 7
    日本人の児童買春ツアーに外務省が異例の警告
  • 8
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
  • 9
    いま玄関に「最悪の来訪者」が...ドアベルカメラから…
  • 10
    枕元に響く「不気味な咀嚼音...」飛び起きた女性が目…
  • 1
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 2
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅で簡単にできる3つのリハビリ法
  • 3
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が話題に
  • 4
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 5
    幸せホルモン「セロトニン」があなたを変える──4つの…
  • 6
    囚人はなぜ筋肉質なのか?...「シックスパック」は夜…
  • 7
    「細身パンツ」はもう古い...メンズファッションは…
  • 8
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップ…
  • 9
    ロシアの労働人口減少問題は、「お手上げ状態」と人…
  • 10
    いきなり目の前にヒグマが現れたら、何をすべき? 経…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中