最新記事

映画

パンダやナマケモノ、ペンギンたち大自然の1日を眺めて心癒される 映画『アース:アメイジング・デイ』試写会ご招待

2018年10月16日(火)00時00分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

大自然の映像美にはヒーリング効果も? © Earth Films Productions Limited 2017

<英国BBCが制作するネイチャー・ドキュメンタリー映画の最新作は、観客である私たちが大自然のあらゆる部分と繋がり共存していることを感じさせてくれる>

テレビ放送がまだ始まったばかりの黎明期、白黒放送の時代からネイチャー・ドキュメンタリーというジャンルの番組を作り、映像の世界にひとつのジャンルとして定着させたのが英国の公共放送BBCだ。

そのBBCが2007年に公開したネイチャー・ドキュメンタリー映画『アース』は世界中で1億1200万ドル、約120億円もの興行収入を記録し、この分野ではエポック的な作品となった。それから10年。満を持して続編『アース:アメイジング・デイ』が出来上がった。

新作のコンセプトは太陽が現れてから沈むまで、時の移り変わりと動物たちの活動を追いかけて世界を巡っていくという点だ。このためにスタッフは撮影クルー100人、ドローン200台を世界22か国に送り込み、約3年の時間をかけて新作を作りあげた。

また、今回の作品では上海メディアグループと提携したことで、子供のパンダが竹林を探索するシーンや、絶滅危惧種のハクトウラングールというサルの貴重な映像を撮影することにも成功。4Kカメラとドローンという最新技術による映像も含めて、まさに今でなければ見ることができないネイチャー・ドキュメンタリー作品になっている。

この映画でストレスが解消される!?

ネットに出回る動物たちの愛らしい映像、いわゆる「モフモフ動画」で、日々の仕事の疲れを癒される──そんな経験をもつ人は少なくないだろう。だが、これにはちゃんとした理由があるのだ。

BBCとカリフォルニア大学バークレー校で心理学を専門とするダッチャー・ケルトナーの協同研究によると、ネイチャー・ドキュメンタリーを数分観るだけで、幸せな気持ちが増大し、ストレスが軽減され、ポジティブな気持ちが向上するのだという。さらに緊張感や不安、恐怖、疲労感が減少し、注意力・集中力・思考力が高まり、ストレスに対処する能力やチームワークを円滑にする社会性、さらに身体的な健康すらもたらすという。

小さなスマホの画面に映るモフモフ動画よりも、映画館のスクリーンで大自然で生きる動物たちの方が、よりストレス解消の効果があることは間違いないだろう。

 今回、本作品のニューズウィーク日本版特別試写会を11月15日に開催、読者の方60組120名様をご招待する。


映画『アース:アメイジング・デイ』予告編

[原題]Earth : One Amazing Day
[監督]リチャード・デイル(『ウォーキング with ダイナソー』)、ピーター・ウェーバー(『真珠の耳飾りの少女』)、ファン・リーシン
[脚本]フランク・コットレル・ボイス(『ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ』)、ゲリン・ヤン(『シュウシュウの季節』)
[音楽]アレックス・ヘッフェス(『マンデラ 自由への長い道』)
[ナレーター]佐々木蔵之介
[配給]KADOKAWA
【オフィシャルサイト】earthamazingday.jp
2018年11月30日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか 全国ロードショー


『アース:アメイジング・デイ』試写会
日時:2018年11月15日(木)18:30開場/19:00開映(上映時間:94分)
会場::神楽座 東京都千代田区富士見2-13-12

応募締切:2018年10月31日(水)12:00



submit.png





※当選の発表は試写状の発送をもって代えさせていただきます

202404300507issue_cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2024年4月30日/5月7日号(4月23日発売)は「世界が愛した日本アニメ30」特集。ジブリのほか、『鬼滅の刃』『AKIRA』『ドラゴンボール』『千年女優』『君の名は。』……[PLUS]北米を席巻する日本マンガ

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ビジネス

世界EV販売は年内1700万台に、石油需要はさらに

ビジネス

米3月新築住宅販売、8.8%増の69万3000戸 

ビジネス

円が対ユーロで16年ぶり安値、対ドルでも介入ライン

ワールド

米国は強力な加盟国、大統領選の結果問わず=NATO
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価」されていると言える理由

  • 2

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の「爆弾発言」が怖すぎる

  • 3

    NewJeans日本デビュー目前に赤信号 所属事務所に親会社HYBEが監査、ミン・ヒジン代表の辞任を要求

  • 4

    「たった1日で1年分」の異常豪雨...「砂漠の地」ドバ…

  • 5

    「なんという爆発...」ウクライナの大規模ドローン攻…

  • 6

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴…

  • 7

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 8

    ロシア、NATOとの大規模紛争に備えてフィンランド国…

  • 9

    イランのイスラエル攻撃でアラブ諸国がまさかのイス…

  • 10

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 1

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なない理由が明らかに

  • 2

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価」されていると言える理由

  • 3

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた「身体改造」の実態...出土した「遺骨」で初の発見

  • 4

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

  • 5

    ハーバード大学で150年以上教えられる作文術「オレオ…

  • 6

    「毛むくじゃら乳首ブラ」「縫った女性器パンツ」の…

  • 7

    「たった1日で1年分」の異常豪雨...「砂漠の地」ドバ…

  • 8

    ダイヤモンドバックスの試合中、自席の前を横切る子…

  • 9

    価値は疑わしくコストは膨大...偉大なるリニア計画っ…

  • 10

    NewJeans日本デビュー目前に赤信号 所属事務所に親…

  • 1

    人から褒められた時、どう返事してますか? ブッダが説いた「どんどん伸びる人の返し文句」

  • 2

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 3

    88歳の現役医師が健康のために「絶対にしない3つのこと」目からうろこの健康法

  • 4

    ロシアの迫撃砲RBU6000「スメルチ2」、爆発・炎上の…

  • 5

    バルチック艦隊、自国の船をミサイル「誤爆」で撃沈…

  • 6

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 7

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 8

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 9

    1500年前の中国の皇帝・武帝の「顔」、DNAから復元に…

  • 10

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中