最新記事

株の基礎知識

株で勝てる人の勉強法 「一流の投資家」が読む本・読まない本

2021年12月21日(火)10時50分
朋川雅紀 ※かぶまどより転載

■一流の投資家に不可欠な「食材」とは

「株」の世界も、料理の世界と同じです。

「有益な情報」と「腕のある投資家」の組み合わせがあってはじめて、高い運用収益が実現できるのです。「有益な情報(インフォメーション)」と「不要な情報(ノイズ/雑音)」の違いを腕のある投資家はわかるものです。

もしあなたが一流の投資家であるならば、ノイズはスルーし、インフォメーションに出会えば、立ち止まって考え、その情報の有用性を精査するでしょう。

一流の投資家にはインフォメーションに気づき、ノイズは無視することができますが、二流の投資家はインフォメーションに気づかず、ノイズに翻弄されてしまうのです。

かつては、インフォメーションは機関投資家などプロの投資家に集中していましたが、いまや個人投資家でも有益な情報を得ることがたやすくなりました。情報の偏在はなくなってきました。スキルがあれば、個人投資家でも儲けられる時代になってきました。

みなさんも、ぜひ一流のシェフをめざして、腕を磨いてください。

一流の投資家は本を読む

私が、自分自身を「一流の投資家」であると胸を張って言えるようになったのは、「本を読んで、考える」ようになってからです。

私が資産運用の世界に入った頃、何をどう努力すれば一流の投資家になれるか、全くわかりませんでした。そこで、日本の証券アナリスト、アメリカの証券アナリスト(CFA)、ビジネススクール(MBA)と、次々と色々なものにチャレンジしました。

それでもまだ、自分の中の「何か足りないものがある」というモヤモヤは解消されませんでした。

そして最後にたどり着いたのが、「本を読んで、考える」ということでした。多くの本に出会ってからは、モヤモヤを感じなくなってきました。

本を読むことの最大のメリットは、何といっても「他人の成功や失敗から学ぶことができる」ということです。自分の成功や失敗から学ぶことも当然重要ですが、そのサンプルは自分ひとりだけです。それでは少な過ぎます。できるだけ多くのサンプルを集めるとなると、本を読むことが一番です。

ウォーレン・バフェットの片腕として知られるチャーリー・マンガーが、こんなことを言っています。

「貪欲に本を読まないで成功している投資家は、ひとりも知らない」

これに私は100%同意します。

(参考記事)株で儲けられない人の間違い 「一流の投資家」が絶対にやらないこと

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ワールド

米・コロンビア首脳が初会談、緊張緩和に向けた試金石

ワールド

米建設業者、100万戸の「トランプ・ホーム」構想 

ワールド

米下院、歳出法案を可決 トランプ氏の署名で成立へ

ワールド

米軍、アラビア海でイラン製ドローン撃墜 空母リンカ
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:トランプの帝国
特集:トランプの帝国
2026年2月10日号(2/ 3発売)

南北アメリカの完全支配を狙うトランプの戦略は中国を利し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗り物から「勝手に退出」する客の映像にSNS批判殺到
  • 3
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れるアメリカ」に向き合う「日本の戦略」とは?
  • 4
    地球の近くで「第2の地球」が発見されたかも! その…
  • 5
    トランプ不信から中国に接近した欧州外交の誤算
  • 6
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 7
    最長45日も潜伏か...世界が警戒する「ニパウイルス」…
  • 8
    ICE射殺事件で見えたトランプ政権の「ほころび」――ア…
  • 9
    少子高齢化は国防の危機──社会保障を切り捨てるロシ…
  • 10
    アジアから消えるアメリカ...中国の威圧に沈黙し、同…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 4
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
  • 5
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から…
  • 6
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 7
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大…
  • 8
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 9
    秋田県は生徒の学力が全国トップクラスなのに、1キロ…
  • 10
    パキスタン戦闘機「JF17」に輸出交渉が相次ぐ? 200…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 8
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中