才能を「発揮できる人・できない人」を分ける、ただ1つの違いとは? 才能を整理し、生かす方法
次なる冒険は、「Startup Studio for Talent」の立ち上げ
──最後に、佐野さんの新たな冒険について教えてください。
これからは「人の欲求と才能を生かした事業開発会社」に挑戦していきます。「この人の欲求と才能が生きる事業は何か?」という視点から新しい事業を一緒につくるんです。
「Startup Studio」と呼ばれるモデルに近いですが、ポイントは「才能ドリブン」であること。現在、社内でまったく異なる2つの事業を立ち上げていて、8〜9月頃にリリース予定です。いずれも関わるメンバーの才能が起点になっています。
こんな挑戦ができるのもAIのおかげ。開発スピードが速くなり、才能を形にするハードルが下がりました。才能を起点に事業を共創していく場、「Startup Studio for Talent」を立ち上げる──。それが僕の次なる冒険です。一人ひとりが才能ドリブンで生きると、未来がもっと面白くなると信じて、その土壌をつくりたいですね。
『才能のトリセツ』
著者:佐野貴
出版社:PHP研究所
要約を読む
佐野貴(さの たかし)
株式会社TALENT代表取締役。IT上場企業入社後、新規事業責任者を務め売却し独立。2018年に株式会社TALENTを設立し「才能」に着目したタレント人材の支援事業を創出。Podcast番組「COTEN RADIO」を運営する、株式会社COTENにて取締役及び人事責任者を兼任した後、2022年末に退任。現在は、当社にて心理学を基盤とした才能研究のデータを元に、組織・人材開発、チームビルディング支援、プロデュース、スクール事業などを展開。延べ1000名以上の才能を支援。2024年 Forbes NEXT100に選出。「TALENT TALK」「みんラボ」「COTEN RADIO番外編」配信中。
flier編集部
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