トランプ、AIでテック・エネ業界と連携...900億ドルの投資強調、「誰もが不可能だと思ったこと実現」

7月15日、トランプ米大統領は、ペンシルベニア州ピッツバーグで人工知能(AI)関連イベント「エネルギー・イノベーション・サミット」に登壇した。写真は、バージニア州アッシュバーンにあるデジタル・リアリティ・データセンター。3月17日、アッシュバーンで撮影(2025年 ロイター/Leah Millis)
トランプ米大統領は15日、ペンシルベニア州ピッツバーグで人工知能(AI)関連イベント「エネルギー・イノベーション・サミット」に登壇した。同州におけるAIとエネルギーへの約900億ドルの投資を強調し、「われわれは誰も可能だと思わなかったことを実現している」と述べた。
イベントにはメタやマイクロソフト、アルファベット、エクソンモービルなどテクノロジーおよびエネルギー業界大手の幹部らが出席し、米国をいかにAIのリーダーとして位置付けるかについて意見を交わした。
ハイテク大手は急速なAI事業拡大に必要なデータセンターの電力確保に奔走している。アルファベット傘下グーグルはこの日、30億ドルの電力調達契約を締結したと発表。クラウドサービスのコアウィーブは60億ドル規模のAIデータセンター建設を表明した。
投資会社ブラックストーンのジョン・グレイ社長も、ペンシルベニア州におけるデータセンターとエネルギーインフラへの250億ドルの投資を15日に発表すると述べた。
