最新記事
ベゾス

世紀の派手婚も、ベゾスにとっては普通の家庭がスニーカーを買う程度のはした金 考えさせられる格差を検証

Jeff Bezos' Venice Wedding Was Relatively Cheap

2025年6月30日(月)19時32分
ダニエル・オートン
結婚式のためベニスのアマンホテルを出発するベゾスとサンチェス

結婚式のためベニスのアマンホテルを出発するベゾスとサンチェス(6月29日)©SGPItalia

<水の都ベネチアで、アマゾン創業者で元CEOのジェフ・ベゾスのために3日間にわたる結婚式と祝宴が盛大に行われた。総額5000億ドル超といわれる費用は、ベゾスの総資産からすれば、ごくわずかなものだった>

アマゾンの創業者で元CEOのジェフ・ベゾスが、ジャーナリストのローレン・サンチェスとイタリアの水の都ベネチアで挙げた数百万ドルの結婚式は、世間で贅沢過ぎると批判されている割には、比較的安上がりなものだった。あくまでもベゾスにとって、の話だが。

【動画】一般人オフリミットの式場、貸切の最高級ホテル


 

ベネチアがあるヴェネト州のルカ・ザイア知事によれば、6月26~28日の結婚式と披露宴にかかった費用は推定4700万ドルから5600万ドルと、ロイターは報じている。この金額は普通のアメリカ人にとっては贅沢に見えるかもしれないが、ブルームバーグ・ビリオネア指数に記録されているアマゾン創業者の推定純資産2440億ドルのわずか0.0193〜0.0230%にすぎない。

FRB(米連邦準備制度理事会)の最新データによると、アメリカ人家庭の純資産の平均は106万3700ドル、中央値は19万2900ドルとなっている。つまり、ベゾスにとって結婚式の負担は、平均的なアメリカ人が結婚式に250ドル未満を費やすのに等しい状況だったことになる――家族のディナーや新しいスニーカーの費用とほぼ同じだ。

本誌は、この比較をさらに詳しく説明するために、建設、看護、法律などの職業に就いているアメリカ人の結婚式の支出を同様の割合で分析した。

ブルームバーグ・ビリオネア指数によると、ベゾスは現在、テスラCEOのイーロン・マスク、フェイスブック創業者のマーク・ザッカーバーグに次ぐ世界第3位の富豪だ。

資産運用
「高市トレード」に「トランプ関税」......相場が荒れる今こそ投資家が目を向ける「世界通貨」とは
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

イラン作戦、目標達成に時間 終わりなき戦争ではない

ワールド

原油価格は高止まりへ、ホルムズ海峡の供給懸念で=ア

ワールド

AWSのUAEデータセンターに物体衝突で火災、湾岸

ビジネス

米ISM製造業景気指数、2月ほぼ横ばいの52.4 
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプのイラン攻撃
特集:トランプのイラン攻撃
2026年3月10日号(3/ 3発売)

核開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。イランとアメリカの本格戦争は始まるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医師が語る心優先の健康法
  • 2
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 3
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 4
    ドバイの空港・ホテルに被害 イランが湾岸諸国に報…
  • 5
    【台湾侵攻は実質不可能に】中国軍粛清で習近平体制…
  • 6
    【トランプ関税はまだ序章】新関税で得する国・損す…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    人気の女性インフルエンサー、「直視できない」すご…
  • 9
    核合意寸前、米国がイラン攻撃に踏み切った理由
  • 10
    【揺らぐ中国、攻めの高市】柯隆氏「台湾騒動は高市…
  • 1
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 2
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの謎判定に「怒りの鉄拳」、木俣椋真の1980には「ぼやき」も
  • 3
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 4
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 5
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 6
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 7
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 8
    中国で今まで発見されたことがないような恐竜の化石…
  • 9
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 10
    「若い連中は私を知らない」...大ヒット映画音楽の作…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中