「そんな会社、大丈夫か?」と言われた逆境からの大逆転...成功に導いた「番狂わせの起業法」とは?

2025年5月29日(木)18時57分
flier編集部

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株式会社flier代表取締役CEO 大賀康史(flier提供)

ビジョンはミッションを実現するための中長期的な指針としていまして、「リアルの “あいたい” を世界中でつなぐ」と制定しています。僕らはやっぱりリアルが好きなので、リアルを残すことに人生をかけているんですよ。

大賀 いいですね。これはakippa社さんならではだ。


flierの場合は、「ヒラメキ溢れる世界をつくる」というミッションを創業時に定めて、次に会社として大切にしたいバリューを定め、ビジョンを言語化したのは最近のことです。

金谷 会社の価値観であるバリューは、最初からずっと変わっていないんですか。

大賀 ほとんど変わっていません。最初は「楽しむ」「スピード」「Self-Starter」「挑戦」「三方よし」という5つで始まって、後から「Respect」という項目を加えました。Respectには、会社が育っていろんな人が入ってくるなかで、一人ひとり全然違う才能を持っていて、必ず自分より優れたところがあるので、それに対するリスペクトの心を持ちましょうという意味を込めています。

金谷 akippa社のバリューとカルチャーは3つずつあるのですが、カルチャーにリスペクトの要素が入っています。

バリューは「常に全力でやりきる」というのが一番にあって、「広い視野を持って判断する」「すべてを自分ごととして行動する」があります。カルチャーは「相互尊敬」「謙虚さ」「性善説」です。

昔からいる人も新しい人も、いろんな人がいて、経験も全然違うので、お互いの得意なところを認め合う「相互尊敬」は大事ですね。やっぱりそういうことができる人が活躍します。

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