ニュース速報
ビジネス

米1月輸入物価、0.2%上昇 エネルギー安を資本財が相殺

2026年03月06日(金)03時46分

米労働省労働統計局が5日に発表した2026年1月の輸入物価指数は前月比0.2%上昇した。2011年4月11日、カリフォルニア州ロサンゼルスで撮影(2026年 ロイター/Fred Prouser )

[ワシ‌ントン 5日 ロイター] -  米労‌働省労働統計局が5日に発表し​た2026年1月の輸入物価指数は前月比0.2%上昇した。エネルギ⁠ー製品の価格低下​が資本財価格の上昇によって相殺された。ロイターが調査したエコノミスト予想は0.2%上昇だった。

2025年12月は0.2%上昇に上方修正された。前回発表は0.1%上昇⁠だった。

1月は前年比では0.1%下落した。12月は横ばいだった。

輸入燃料価格は1月に2.2%下落した。12月は1.1%下落だ⁠った。​食料品価格は0.2%上昇。燃料と食品を除くコア輸入価格は0.5%上昇した。12月は0.3%上昇だった。

コア輸入物価は前年比では1.6%上昇した。これは米国の主要貿易相手国の通貨に対するドル安を一部反映している。

輸入⁠資本財価格は0.4%上昇した。主に非電気‌機械の0.5%上昇が影響した。

自動車を除く輸入消費財⁠は0.1%上⁠昇した。自動車・部品・エンジンの価格は0.2%上昇した。

輸入航空旅客運賃は、12月の6.4%上昇から10.1%下落に転じた。

しかしこのところ、中東での紛争拡大により石油‌の供給と輸送が混乱し、原油価格が​上昇‌している。紛争以⁠前からインフ​レ圧力は着実に高まっていたが、米連邦準備理事会(FRB)は3月17─18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を据え置くと予想されている。

JPモルガンのエコノミスト、‌マイケル・ハンソン氏は「中東における最近の出来事は、今後の輸入燃​料価格の上昇圧力を示⁠唆している。さらに、全般的な米ドルのこれまでの弱さや輸入ハイテク製品に対する強い​需要は、非燃料輸入価格に継続的な上昇圧力を与える可能性が高い」と述べた。

この報告は昨年の政府閉鎖により発表が遅れていた。

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

訪朝の中国外相、金総書記と会談 国際・地域問題で連

ワールド

仏大統領、6月G7サミット後にトランプ氏を夕食会に

ワールド

レバノンは食料安保の危機と国連、イスラエル攻撃の南

ワールド

米EU 、 重要鉱物確保で合意間近と報道 中国支配
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプの大誤算
特集:トランプの大誤算
2026年4月14日号(4/ 7発売)

国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文章」...歴史を塗り替えかねない、その内容とは?
  • 2
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収される...潜水艦の重要ルートで一体何をしていた?
  • 3
    撃墜された米国機から財布やID回収か、イラン側が拡散──深まる謎
  • 4
    ポケモンで遊ぶと脳に「専用の領域」ができる? ポ…
  • 5
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで…
  • 6
    停戦合意後もレバノン猛攻を続けるイスラエル、「国…
  • 7
    目のやり場に困る...元アイスホッケー女性選手の「密…
  • 8
    戸建てシフトで激変する住宅市場
  • 9
    高学力の男女で見ても、日本の男女の年収格差は世界…
  • 10
    「仕事ができる人」になる、ただ1つの条件...「頑張…
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文章」...歴史を塗り替えかねない、その内容とは?
  • 3
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収される...潜水艦の重要ルートで一体何をしていた?
  • 4
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで…
  • 5
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始め…
  • 6
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 7
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐ…
  • 8
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 9
    撃墜された米国機から財布やID回収か、イラン側が拡…
  • 10
    ポケモンで遊ぶと脳に「専用の領域」ができる? ポ…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 6
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 7
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中