最新記事
投資

「実は経済オンチ」トランプ当選で伸びる「6つの業界・企業」...仮想通貨では危険が増える可能性も

“TRUMP TRADE” WINNERS

2024年11月19日(火)14時14分
ニティシュ・パーワ(スレート誌ライター)
ビットコインのイベントで演説するトランプ

今年7月、ビットコインのイベントで演説するトランプ。選挙後、ビットコインは史上最高値を記録 KEVIN WURMーREUTERS

<規制緩和や減税を期待して、猛烈に株価が上昇した企業がある一方で、「トランプ関連株」の好調が長続きする保証はない>

2021年1月6日、前年の米大統領選の結果を覆そうと、ドナルド・トランプ大統領(当時)の呼びかけに応じた暴徒が連邦議会議事堂を襲撃したとき、アメリカの企業経営者や投資家のほとんどは、トランプを厳しく非難した。だがそれは、あくまで一時的なことだったらしい。

なにしろ今回の大統領選を控えるなかで多くの経営者は、トランプと共和党に対する批判を控え、その一方で民主党の大統領候補カマラ・ハリスが勝っても大損をしないように投資先を分散しつつ、関係メディアにハリス支持を表明しないよう働きかけ、トランプの勝利が明らかになると、こぞって祝福したのだから。


アメリカの選挙はいつもそうだが、カネがものをいったわけだ。そして、そのリターンは、民主主義の衰退と権力の集中を糧にした「トランプ関連株」に再投資されている。

11月6日未明にトランプが勝利演説をすると、資本主義の象徴である金融市場は総じて大歓迎した(ただし債券市場だけは別だ)。

主要株価指数の多くは急伸し、米ドルも上昇。暗号資産(仮想通貨)に至っては、月にも届こうかという勢いの高騰だ。ビットコインが史上最高値を付けたほか、イーロン・マスクお気に入りの仮想通貨ドージコインも上昇した。

今年前半の株高を牽引したマグニフィセント・セブン(巨大テック7銘柄)は絶好調だし、トランプが立ち上げたSNSのトゥルース・ソーシャルも買われた。

事件
ニューズウィーク日本版メンバーシップ登録
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

12月消費者物価2.4%上昇、補助金やコメの上げ幅

ワールド

北欧年金基金、ドル資産警戒 米政策不透明感で国債売

ビジネス

GM、SUV「ビュイック」の生産を中国から米国に移

ビジネス

スペースX、IPOの主幹事候補に米銀4行を検討=関
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:「外国人問題」徹底研究
特集:「外国人問題」徹底研究
2026年1月27日号(1/20発売)

日本の「外国人問題」は事実か錯誤か? 7つの争点を国際比較で大激論

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コングスベルグ社のNSMにも似ているが...
  • 2
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレアアース規制で資金が流れ込む3社とは?
  • 3
    ニュージーランドの深海に棲む、300年以上生きている「とてつもなく巨大な」生物...その正体は?
  • 4
    老化の9割は自分で防げる...糖質と結び付く老化物質…
  • 5
    韓国が「モンスター」ミサイルを実戦配備 北朝鮮の…
  • 6
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な…
  • 7
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 8
    ノーベル賞に選ばれなかったからグリーンランドを奪…
  • 9
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の…
  • 10
    日本はすでに世界第4位の移民受け入れ国...実は開放…
  • 1
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世界一危険」な理由
  • 2
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の船が明かす、古代の人々の「超技術」
  • 3
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コングスベルグ社のNSMにも似ているが...
  • 4
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 5
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 6
    ニュージーランドの深海に棲む、300年以上生きている…
  • 7
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 8
    世界最大の埋蔵量でも「儲からない」? 米石油大手が…
  • 9
    中国のインフラ建設にインドが反発、ヒマラヤ奥地で…
  • 10
    【銘柄】「住友金属鉱山」の株価が急上昇...銅の高騰…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 8
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 9
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 10
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中