最新記事

ファッション

独アディダス、傘下のリーボック売却へ 25億ドルで米企業に

2021年8月13日(金)09時47分
リーボックの看板

ドイツのスポーツ用品メーカー、アディダスは、傘下の米リーボックを米ブランドライセンス事業大手オーセンティック・ブランズ・グループ(ABG)に最大21億ユーロ(24億6000万ドル)で売却すると発表した。写真は2016年4月撮影(2021年 ロイター/Grigory Dukor)

ドイツのスポーツ用品メーカー、アディダスは、傘下の米リーボックを米ブランドライセンス事業大手オーセンティック・ブランズ・グループ(ABG)に最大21億ユーロ(24億6000万ドル)で売却すると発表した。中核ブランドに注力する。

アディダスはナイキに対抗するため、2006年に38億ドルでリーボックを買収したが、同ブランドの業績は振るわず、投資家が繰り返し売却を求めていた。

一方、アディダスは米人気ラッパーのカニエ・ウェストや歌手ビヨンセ、音楽プロデューサー兼歌手ファレル・ウィリアムスらと提携し、自社ブランドでナイキの米市場シェアの切り崩しに成功している。

ABGは発表文書で、リーボックは引き続きボストンに本社を置き、北米、中南米、アジア太平洋、欧州、ロシアでの事業を継続するとし、移行期間中にアディダスと緊密に協力していく方針を示した。

ABGは過去11年以上にわたり、約6000店舗で販売されている30以上のブランドを買収してきた。

過去1年間の業績が好調となった同社は先月、米市場での新規株式公開(IPO)申請も行っている。

アディダスは、今回の売却が今期の業績見通しや今年3月に発表した5カ年戦略の目標に影響を与えることはないと指摘。2022年第1・四半期に売却が完了する見通しで、完了時に21億ユーロの大部分が現金で支払われ、そのほとんどを株主に分配するとした。



[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2021トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます


【話題の記事】
・新型コロナが重症化してしまう人に不足していた「ビタミン」の正体
・世界の引っ越したい国人気ランキング、日本は2位、1位は...



今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

次期FRB議長の条件は即座の利下げ支持=トランプ大

ビジネス

食品価格上昇や円安、インフレ期待への影響を注視=日

ビジネス

グーグル、EUが独禁法調査へ AI学習のコンテンツ

ワールド

トランプ氏支持率41%に上昇、共和党員が生活費対応
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
2025年12月16日号(12/ 9発売)

45年前、「20世紀のアイコン」に銃弾を浴びせた男が日本人ジャーナリストに刑務所で語った動機とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だから日本では解決が遠い
  • 2
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価に与える影響と、サンリオ自社株買いの狙い
  • 3
    キャサリン妃を睨む「嫉妬の目」の主はメーガン妃...かつて偶然、撮影されていた「緊張の瞬間」
  • 4
    ホテルの部屋に残っていた「嫌すぎる行為」の証拠...…
  • 5
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 6
    兵士の「戦死」で大儲けする女たち...ロシア社会を揺…
  • 7
    【クイズ】アジアで唯一...「世界の観光都市ランキン…
  • 8
    人生の忙しさの9割はムダ...ひろゆきが語る「休む勇…
  • 9
    中国の著名エコノミストが警告、過度の景気刺激が「…
  • 10
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 1
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 2
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価に与える影響と、サンリオ自社株買いの狙い
  • 3
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だから日本では解決が遠い
  • 4
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 5
    兵士の「戦死」で大儲けする女たち...ロシア社会を揺…
  • 6
    キャサリン妃を睨む「嫉妬の目」の主はメーガン妃...…
  • 7
    ホテルの部屋に残っていた「嫌すぎる行為」の証拠...…
  • 8
    戦争中に青年期を過ごした世代の男性は、終戦時56%…
  • 9
    人生の忙しさの9割はムダ...ひろゆきが語る「休む勇…
  • 10
    イスラエル軍幹部が人生を賭けた内部告発...沈黙させ…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 3
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 4
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 5
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 6
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 7
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 8
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 9
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 10
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中