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英国のEU離脱、経済的なリスク「甚大」=エアバス幹部

英保守党勝利で懸念されるEU離脱がもたらすもの

2015年5月21日(木)18時07分

5月20日、欧州航空機大手エアバスは、英国が欧州連合(EU)から離脱すれば、雇用が喪失するなど経済的なリスクは「甚大」との認識を示した。エアバス・グループUKのカーン社長がスピーチで述べた。写真は、エアバスのロゴ、1月撮影(2015年 ロイター/Regis Duvignau)

[ロンドン 20日 ロイター] - 欧州航空機大手エアバスは20日、英国が欧州連合(EU)から離脱すれば、雇用が喪失するなど経済的なリスクは「甚大」との認識を示した。エアバス・グループUKのカーン社長がスピーチで述べた。

英国は、EU離脱の是非を問う国民投票を2017年までに行う。

エアバスは英国で1万6000人前後を雇用しており、英国全体の年間売上高はおよそ60億ポンドという。ウェールズ北部ブロートンにある工場では、エアバス製のすべてのジェット機の翼を製造している。

社長は、EUから離脱すればエアバスによる英国への今後の投資が不透明になると強調。「グローバルビジネスを展開している人で、英国がEUから離脱したほうが経済的に有利と考える人は皆無」と述べた。

社長は、英国がEUから離脱した場合の長期的な経済リスクは「甚大」との見方を示し「ウェールズだけでも、最大で20万人程度の雇用が直接影響を受ける可能性がある」と主張した。そのうえで「EU離脱の結果、英国の経済状況がほかの欧州諸国よりも悪くなれば、エアバスは英国での将来の投資を見直すだろうか。当然そうする」としている。


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