コラム

「黒人男性の3人に1人は刑務所」という問題/Get carried away(調子に乗る)

2016年09月29日(木)11時37分

登場するボキャブラリー

【the projects】公共住宅、特に貧困層向けで犯罪の多い地区の公共住宅。Public housing projectが由来。スティーブンソン氏は自分の時間の多くをthe projectsの低所得コミュニティで過ごしているそうです。

【Y'all】グループに対する挨拶、youの代わりに使われています。アメリカ南部なまり。スティーブンソン氏は子供の頃、ビールを飲むよう誘われ、遠慮してそれを断る時に、相手に対してY'allという言葉を「どうぞ」のような意味で使いました。

【devastated】精神的に打ちのめされた、精神的にひどく落ち込んだ。自分だけのための特別なメッセージだと思っていたのに、実は祖母が孫全員に同じことを言っていたと知った時、スティーブンソン氏はdevastatedと感じました。

【on probation】保護観察中である。現在アメリカでは、700万人がon probationあるいは仮釈放中(on parole)だそうです。

【mass incarceration】大量投獄。スティーブンソン氏によるとmass incarcerationが基本的に今のアメリカを変えた原因のひとつだそうです。

【culpability】有責性、責任・過失があること。スティーブンソン氏によると、culpabilityではなくて、富の有無が司法制度の結果を左右するそうです。

【unconscionable】良心に照らして受け入れ難い、道から外れた、不道徳な。スティーブンソン氏が会話をしたドイツ人は、ドイツの歴史を考えると、ドイツが死刑を導入することはunconscionableだと思っているそうです。

プロフィール

ロッシェル・カップ

Rochelle Kopp 異文化コミュニケ−ション、グローバル人材育成、そして人事管理を専門とする経営コンサルタント。日本の多国籍企業の海外進出や海外企業の日本拠点をサポートするジャパン・インターカルチュラル・コンサルティング社の創立者兼社長。イェ−ル大学歴史学部卒業、シガゴ大学経営大学院修了(MBA)。『シリコンバレーの英語――スタートアップ天国のしくみ』(IBC出版)、『日本企業の社員は、なぜこんなにもモチベーションが低いのか?』(クロスメディア・パブリッシング)、『反省しないアメリカ人をあつかう方法34』(アルク)など著書多数。最新刊は『日本企業がシリコンバレーのスピードを身につける方法』(共著、クロスメディア・パブリッシング)。

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