プレスリリース

i Laboが開発した水素エンジントラックが「商用車等の電動化促進事業(改造車)」の補助対象に認定

2025年09月30日(火)18時00分
i Labo株式会社(本社:東京都中央区銀座6-13-9、以下「i Labo」)は、環境省・経済産業省・国土交通省が連携して実施する「商用車等の電動化促進事業(改造車)」において、当社が開発した水素エンジントラックが補助対象に認定されたことをお知らせいたします。
本事業は、省エネ法(エネルギーの使用の合理化及び非化石エネルギーへの転換等に関する法律)に基づく「非化石エネルギー転換目標」を踏まえた中長期計画の作成義務化に対応し、野心的な導入目標を掲げる事業者や、非化石エネルギー転換により影響を受ける事業者等を対象に、電動化商用車(トラック・タクシー・バス)および充電設備の導入費を集中的に支援するものです。
このたび、i Laboの水素エンジントラックは「改造車(水素内燃機関自動車)」として初めて補助対象となりました。
今回の認定を契機に、水素エンジントラックの実用化を一層加速させ、カーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組みを推進してまいります。


■商用車等の電動化促進事業とは
2050年カーボンニュートラルの実現を目指し、商用車の電動化(BEV、PHEV、FCV等)を支援するための補助金事業です。環境省、経済産業省、国土交通省が連携して実施しており、事業者が電動の商用車や充電設備を導入する際の費用を補助することで、普及を加速させることを目的としています。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/547733/LL_img_547733_1.png
商用車等の電動化促進事業

■補助対象となった水素エンジントラックについて
補助対象となった水素エンジントラックは、車両総重量8トンクラスのディーゼルエンジン中型トラックをベースに、水素エンジンへとコンバージョン(改造)した車両です。
大容量水素タンクを床下のフレームサイドに搭載することで荷室容量を確保し、水素タンク容量9.4kgを実現しました。


■i Laboの概要
地球温暖化対策として世界的な脱炭素化が進む中、非化石燃料パワートレーンのもう一つの選択肢である水素エンジンを通して産業領域における脱炭素化の早期実現を目指すi Laboは、水素エンジン研究の実績をもとに、部品交換、制御変更等により、既存のディーゼルエンジンを、水素を燃料として稼働するエンジンに置換する「水素化コンバージョン」普及促進のため、R&Dセンターの水素専用エンジンベンチにて水素エンジンの研究開発を進めております。
「商用車等の電動化促進事業(改造車)」の補助対象になったことで、脱炭素社会の早期実現に向けて、水素エンジンの事業機会の拡大と、産業競争力の維持・拡大への貢献を進めて参ります。
URL: https://h2ice.co.jp/

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/547733/LL_img_547733_2.png
i Labo ロゴ

■会社概要
社名 : i Labo株式会社
代表者: 代表取締役 太田 修裕
所在地: 〒104-0061 東京都中央区銀座6-13-9 bizcube 8F
設立 : 2019年11月1日
URL : https://h2ice.co.jp/


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プレスリリース提供元:@Press
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