プレスリリース

子育て世帯の登園前検温ストレスを軽減 抱っこするだけで体温測れるバッグ、大阪・関西万博で試着体験

2025年08月28日(木)17時00分
プラスチック製品のOEM、抱っこバッグの企画・製造・販売を行う株式会社カワキタ(本社:大阪府東大阪市、代表:河北一朗)は、抱っこバッグブランド「ノルン」シリーズに検温などのヘルスチェック機能を備えた「未来の抱っこバッグ」の開発を進めています。このたび9月5日~8日の大阪・関西万博にて、プロトタイプの展示と試着体験を実施いたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/538197/LL_img_538197_1.jpg
未来の抱っこバッグ体験の様子

【登園前の検温がもたらす子育て世帯への負担】
子育て世帯にとって、登園前の検温は毎日のストレスとなっています。現在も多くの自治体や園で、子どもを保育所や幼稚園に登園させる前に保護者が検温を行うよう求めています。発熱が感染症の初期症状であることが多く、早期発見と感染拡大を防ぐために欠かせない確認だからです。一方で、登園前の慌ただしい時間帯に、子どもが検温を嫌がったり、数値が安定せず測り直しが必要になったりするケースも珍しくありません。計測が早い非接触型体温計を使っても「数値がバラつく」「結局ワキ下で再測定する」といった手間が発生し、毎日の小さな負担が積み重なっています。こうした背景から、子どもの健康を守るための検温を、よりスムーズに行える工夫が求められています。


【忙しい朝を助ける、抱っこバッグの進化形】
当社は、自社ブランドの抱っこバッグ「ノルン」「ノルンマーニ」を展開しています。通常は肩掛けタイプのショルダーバッグ・ボディバッグとして使用でき、抱っこが必要なときにはクロス構造のベルトとウエストベルトにより腰への負担を分散する、ヒップシートへと早変わりするアイテムです。

このたび私たちは「ノルンマーニ」をベースに、新たに検温機能などを搭載した新モデル「未来の抱っこバッグ」の開発に着手しました。このモデルは抱っこするだけで非接触型センサーで体温を測定でき、忙しい朝の時間でも保護者の検温ストレスを軽減。ヘルスチェック機能を使用しない場合でも、抱っこによって子どもが安心し体勢が安定するため、従来の体温計を使った測定もスムーズに行えます。「嫌がられる」「動かれる」といった検温時の悩みを減らし、親子が抱っこを通じて自然にコミュニケーションを深められます。現在はまだプロトタイプの段階ですが、展示会や試着体験を通して利用者の声を反映し、より実用的な製品へと改良を重ねてまいります。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/538197/LL_img_538197_2.png
大阪・関西万博 未来の抱っこバッグ イメージ

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/538197/LL_img_538197_5.jpg
抱っこバッグ使用イメージ

【「未来の抱っこバッグ」で育児を「楽」に】
当社が抱っこバッグ事業に参入した背景には、少子化で縮小する国内市場を見据え、海外展開の可能性がある子育て用品に挑戦したいという思いがありました。また、代表自身が子育ての中で抱っこの大変さを実感し、育児を妻に任せきりにしてしまった反省から、「育児の負担を減らす商品を作りたい」という課題意識も抱えています。プラスチック成形を専門とする当社にはバッグ製造のノウハウがありませんでしたが、自社工場を持たないファブレス体制を活かし、革製品メーカーや生地商社、幼児教育の先生など、さまざまな方との連携によって初代モデル「ダッコリーノ」が完成しました。

日本初の安全性、機能性、デザイン性を重視した抱っこバッグを商品化した当社は、次のステップとして、子育てをもっと楽しく・楽にするヘルスケアの形を模索。手軽にヘルスチェックできるバッグという発想に至り、大阪国際工科専門職大学やセンサーメーカーとの協働で新モデルの開発を始めました。プロトタイプには検温機能のほか、抱っこするだけで体重測定できる圧力センサーを搭載し、将来的には歩数計や水分量チェック機能なども視野に入れ、子どもの健康管理をサポートできる製品を目指します。なお、「未来の抱っこバッグ」プロトタイプは、9月の大阪・関西万博/大阪ウィーク~秋~企画展で実物を展示、試着体験が可能です。


《東大阪ブランド・こーばへ行こう!企画展、ワークショップ等 概要》
日時: 2025年9月5日(金)~9月8日(月)
<5日>15:00~19:00(※物販のみ) <6・7日>10:00~19:00
<8日>10:00~15:00
会場: 大阪・関西万博会場内 ギャラリーEAST 1F(東ゲートゾーンE13)
予約: 予約なし(自由入場)
主催: 東大阪市
詳細: https://www.expo-osaka2025.com/osakaweek/regular/event/0905_higashiosaka.html


《N/ORN Mani(ノルンマーニ)※ 現行モデル商品概要》
「思う存分歩く」と「ちょっと抱っこ」の繰り返しで、子どもの身体と心、親子関係までも一緒に育む「歩育(ほいく)」をサポートします。※ N/ORN Maniの「a」はアキュートアクセントがつきます。

本体サイズ: 横幅45×奥行18×高さ16cm、重量681g
材質 : ポリエステル、牛革(天然皮革)、アイアンリング
対象年齢 : 腰すわり後(生後約7か月頃)~20kg(5歳頃)まで
価格 : 22,000円(税込み)
URL : https://norndacco.jp/


【会社概要】
会社名 : 株式会社カワキタ(代表=河北 一朗)
本社 : 〒577-0843 大阪府東大阪市荒川2-4-6
事業内容: キャラクター雑貨、文房具などのOEM、
抱っこバッグ「N/ORN」の企画・製造・販売
URL : https://www.k-kawakita.com


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トランプ氏の対FRB圧力は世界的リスク=フィンラン

ワールド

ロシア、ドイツ上空での米軍輸送ルート監視報道を否定

ビジネス

仏財務相「金融危機のリスクなし」 投資家の不安払拭

ワールド

ドイツ外相、キーウ攻撃を非難「結果なしには済まされ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:健康長寿の筋トレ入門
特集:健康長寿の筋トレ入門
2025年9月 2日号(8/26発売)

「何歳から始めても遅すぎることはない」――長寿時代の今こそ筋力の大切さを見直す時

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ女性が目にした光景が「酷すぎる」とSNS震撼、大論争に
  • 2
    「どんな知能してるんだ」「自分の家かよ...」屋内に侵入してきたクマが見せた「目を疑う行動」にネット戦慄
  • 3
    脳をハイジャックする「10の超加工食品」とは?...罪悪感も中毒も断ち切る「2つの習慣」
  • 4
    25年以内に「がん」を上回る死因に...「スーパーバグ…
  • 5
    「ガソリンスタンドに行列」...ウクライナの反撃が「…
  • 6
    【クイズ】1位はアメリカ...稼働中の「原子力発電所…
  • 7
    「1日1万歩」より効く!? 海外SNSで話題、日本発・新…
  • 8
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット…
  • 9
    イタリアの「オーバーツーリズム」が止まらない...草…
  • 10
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 1
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果物泥棒」と疑われた女性が無実を証明した「証拠映像」が話題に
  • 2
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ女性が目にした光景が「酷すぎる」とSNS震撼、大論争に
  • 3
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット民が「塩素かぶれ」じゃないと見抜いたワケ
  • 4
    皮膚の内側に虫がいるの? 投稿された「奇妙な斑点」…
  • 5
    なぜ筋トレは「自重トレーニング」一択なのか?...筋…
  • 6
    飛行機内で隣の客が「最悪」のマナー違反、「体を密…
  • 7
    中国で「妊娠ロボット」発売か――妊娠期間も含め「自…
  • 8
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 9
    20代で「統合失調症」と診断された女性...「自分は精…
  • 10
    脳をハイジャックする「10の超加工食品」とは?...罪…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 4
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 5
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 6
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果…
  • 7
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 8
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 9
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 10
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中