プレスリリース

大麻・オーバードーズの低年齢化にスポーツ×薬学で立ち向かう

2025年07月30日(水)12時00分
合同会社みどりや薬局(静岡県島田市中溝)は、静岡県内の登録スポーツファーマシー(アイン薬局清水町長沢店、杏林堂薬局新津店、杏林堂薬局富塚店)や薬学教育機関と連携し、大麻やオーバードーズ(OD)など薬物リスクの低年齢化に対応する小学生向け薬教育プログラムを展開します。このプログラムは、連携するスポーツファーマシーとともに令和7年度内に静岡県各地で順次開催していく予定であり、その初回として2025年8月12日に島田市で開催されます。
本事業は、公益財団法人一般用医薬品セルフメディケーション振興財団の啓発事業として、静岡県立大学薬学部 臨床薬剤学分野が採択された企画であり、地域薬局と大学の連携によって展開される新しい地域教育モデルです。
スポーツの現場で実際に起こる「うっかりドーピング」や、薬の誤使用・乱用といった身近なリスクを、カードゲームやキャラクター教材、ミニ実験を通じて、子どもたちが楽しく・わかりやすく学ぶ体験型の教育プログラムです。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/443782/LL_img_443782_1.jpg
8月12日 カードゲームで学ぶ ドーピング妖怪のおくすり教室

■プログラム内容(予定)
・お薬実験
薬のはたらきや体への影響を、ミニ実験でたのしく体感(協力:静岡県立大学薬学部臨床薬剤学分野)
・カードゲーム体験(ドーピングガーディアン)
スポーツの場面をもとに、薬の使い方や判断力を学ぶ体験型教材
・ドーピング妖怪と学ぼう
薬のリスクや"ズルしたくなる気持ち"を、妖怪キャラクターを通して親しみやすく学ぶ
・薬剤師・薬学生との交流
身近な専門家とふれあい、くすりとの付き合い方を考える


■実施概要
・名称:カードゲームで学ぶ ドーピング妖怪のおくすり教室
・日時:2025年8月12日(火)10:00~11:30
・会場:島田第四小学校区 第1・第2放課後児童クラブ
・対象:小学生
・担当スポーツファーマシー:合同会社みどりや薬局
・協力:アイン薬局清水町長沢店、杏林堂薬局新津店、
杏林堂薬局富塚店(いずれも登録スポーツファーマシー)、
静岡県立大学薬学部臨床薬剤学分野


■スポーツファーマシー制度と本取り組みの意義
スポーツファーマシー制度は、一般社団法人日本スポーツフェアネス推進機構(J-Fairness)が運営する制度です。スポーツファーマシストの活動は、これまでのアスリートへのアンチドーピング支援にとどまらず、現在では地域住民へのセルフメディケーション支援や未成年者への予防教育などを通じて、地域のウェルビーイング(心と体の健やかさや前向きな暮らし)を支える取り組みへと広がっています。本制度では、そうした役割を担う薬局を「登録スポーツファーマシー」として認定し、地域における健康支援・啓発の拠点づくりを進めています。本事業は、その理念を教育現場に反映させた全国初の先進的実践例です。


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プレスリリース提供元:@Press
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