NY外為市場=ドル上昇、FRBが金利据え置き

終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対して上昇した。2022年7月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
[ニューヨーク 30日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対して上昇した。米連邦準備理事会(FRB)が市場の予想通り、トランプ大統領の圧力をはねのけて政策金利を据え置いたことを受けた。
FRBは29─30日に開いたFOMCで、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を4.25─4.50%に据え置くと決定した。据え置きは5会合連続。9対2の賛成多数で決定した。
メシロ・カレンシー・マネジメント(シカゴ)のシニア投資ストラテジスト、ウト・シノハラ氏は「FRBが金利を据え置く決定をしたのは驚きではなかったが、市場は2人の反対票に注目した」と述べた。その上で、「今朝の力強い経済指標とFRBの発表を受けてドルは引き続き堅調に推移している」と指摘した。
ユーロは、FRBの決定とパウエル議長の発言を受けて対ドルで下落幅を拡大した。終盤では1%安の1.141775ドルと、6月11日以来の安値で取引されている。5営業日連続の下落となる見込み。
ドル指数は、FRBの政策発表を受けて上昇幅を拡大した。終盤では0.96%高の99.82で、5月29日以来の高値を付けた。
先週に日本と、そして週末には欧州連合(EU)と貿易協定を締結したことは、国際社会への関与に対する米国の新たなコミットメントを示し、投資家の懸念を和らげた。
こうした中、トランプ米大統領は、8月1日からインドからの輸入品に25%の関税を課すと明らかにした。ブラジルには追加的に40%関税を課す大統領令に署名し、同国に対する関税率を合計50%に引き上げた。
ドル/円は0.55%上昇し、149.29円と4月2日以来の高値を付けた。
ドルは対スイスフランで0.82%上昇し、0.81265フランとなり、6月23日以来の高値を付けた。
ドル/円 NY午後4時 149.39/149.44
始値 148.17
高値 149.43
安値 148.12
ユーロ/ドル NY午後4時 1.1423/1.1425
始値 1.1539
高値 1.1541
安値 1.1415
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