ドル・米株大幅安、雇用統計が予想下回る

１日午前の外為市場で、ドルが全般的に下落した。２０２２年７月撮影（２０２５年　ロイター/Dado Ruvic）

［ニューヨーク　１日　ロイター］ - １日午前の外為市場で、ドルが全般的に下落した。米労働省が１日発表した７月の雇用統計で、非農業部門雇用者数が７万３０００人増加と、予想の１１万人増を下回ったことが背景。

マネーＵＳＡのトレーディングディレクター、ヘレン・ギブン氏は「これは誰もが予想していたよりも悪く、さらに前月も下方修正されたことが痛手だ」と語った。

ドル指数は１．０９％安の９８．９４となった。

ユーロは１．２２％高の１．１５５４ドル。一時、６月１０日以来の安値となる１．１３８９ドルを付けていたが急回復した。

ドル／円は１．５８％下落し１４８．３５円となった。

米株市場も大幅に下落して始まった。雇用統計のほか、米国の貿易相手国数十カ国に対する新たな関税や、アマゾン・ドット・コムのさえない決算が地合いを悪くした。

株価 前日比 ％ 始値 コード 時間

ダウ工業株３０種 43469. -661.3 -1.50 43781. 09:59

66 2 77

前営業日終値 44130.

98

ナスダック総合 20642. -479.4 -2.27 20830. 09:54

98 7 64

前営業日終値 21122.

45

Ｓ＆Ｐ総合５００種 6230.6 -108.7 -1.72 6287.2 09:54

2 7 8

前営業日終値 6339.3

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