プレスリリース

次世代型コンテナデータセンター「Cube Park」 長野県での2026年開設に向け、7月1日より建設を開始

2025年07月01日(火)14時30分
株式会社TOSYS(本社:長野県長野市、代表取締役社長:笠井 澄人、以下 TOSYS)は、増加するGPUサーバー、環境に配慮したICT基盤、生成AI利用による容量拡大など、新たなニーズにお応えする次世代型コンテナデータセンター「Cube Park」の建設(2026年2月開設予定)に着手します。
これまで大都市もしくは首都圏近郊に多くのデータセンターが設置されておりましたが、今後は地方分散が進むと予想されることから、地域ならではのデータセンターを計画から設計、構築、維持運用まで一括してご提供できる体制を整えてまいります。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/441307/LL_img_441307_1.png
Cube Parkロゴ

1. 背景
近年、生成AIの高度化や大規模データ処理の需要拡大に伴い、GPUを活用した高性能なコンピューティング環境へのニーズが急速に高まっています。
日本国内では、主に首都圏を中心に大型のデータセンターが整備されてきましたが、エネルギー確保や住民との合意形成のハードルの高さなど多くの課題も抱えており、地方への分散配置が現実的な選択肢として注目されています。
同時に、カーボンニュートラルの実現に向けた世界的な取り組みの加速により、データセンターにも省エネ性能の向上や再生可能エネルギーの積極的な活用が強く求められるようになっています。
首都圏に比べて地方は用地の確保や、太陽光/風力発電などの再生可能エネルギーの導入が比較的容易なため、環境負荷の低減と持続可能なデータセンター運用が実現しやすい環境にあります。

こうした変化を受け、TOSYSは最先端の冷却技術や再生可能エネルギーを取り入れたコンテナ型データセンターの実現を通じて、高いデータ処理能力と環境負荷の低減へのニーズを両立し、地域に受け入れられる新しいデータセンタービジネスを目指してまいります。


2. 概要/特長(データセンタービジネス準備室での主な取り組み)
TOSYSの次世代型コンテナデータセンター「Cube Park」は、長野駅近くの利便性の高い立地に設置しており、最新のコンテナ型データセンターをお客様のご要望に合わせて計画から、設計、構築、維持運用までワンストップでご提供いたします。同時に、お客様の要望する場所(お客様サーバールーム含む)への設置にも対応してまいります。

■ショールームも併設した「Cube Park」の整備計画
●首都圏からアクセスの良い立地
*東京駅から最短90分、長野駅から車で約10分
*お客様のコンテナ用地として販売用6区画のコンテナエリアを整備、提供
●ショールームの設置
2026年2月より、水冷・液浸など収容するサーバーの冷却技術の実装展示を見学いただけるショールームを開設予定
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/441307/LL_img_441307_2.png
Cube Park NAGANOイメージ図

■計画から設計、構築、維持運用まで!TOSYSならではのトータル対応
●コンテナ型データセンターの計画のご支援から、設計、構築、維持運用までをTOSYSグループがワンストップでサポートし、スピーディで高品質な導入を実現します。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/441307/LL_img_441307_3.png
TOSYSグループがワンストップでサポート

●Cube Parkへの設置の他に、お客様の敷地内にコンテナを設置しTOSYSグループが遠隔監視する事も可能です。

■環境に優しい次世代型データセンターの構築
●太陽光発電などの再生可能エネルギー設備の導入や、PPA(電力購入契約)の組込み、地域特有のエネルギー活用も模索し、エシカル&クリーンなDCを提供します。
●コンテナ型データセンターは最新の冷却技術である水冷サーバーや液浸サーバーが収容可能なため、従来の空冷方式と比較し少ないエネルギーでGPUサーバーの冷却が可能です。


3. 今後の展開
■Cube Parkの更なる展開と新たなビジネスの創出
TOSYSは、更なるニーズの拡大を踏まえ「Cube Park」の拠点展開を計画し、地域におけるデータセンターへのお客様のご要望を一括してサポートしてまいります。


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

アングル:アフリカに賭ける中国自動車メーカー、欧米

ビジネス

中国、デフレ圧力解消へ規制強化方針 習氏が党経済政

ビジネス

米利下げ、年内3回にゴールドマンが引き上げ 関税影

ワールド

米上院、減税・歳出法案審議 19時間継続もめどたた
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプvsイラン
特集:トランプvsイラン
2025年7月 8日号(7/ 1発売)

「平和主義者」のはずの大統領がなぜ? 核施設への電撃攻撃で中東と世界はこう変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ワニに襲われた男性の「最期の姿」...捜索隊が捉えた発見の瞬間とは
  • 2
    普通に頼んだのに...マクドナルドから渡された「とんでもないモノ」に仰天
  • 3
    ワニに襲われ女性が死亡...カヌー転覆後に水中へ引きずり込まれる
  • 4
    仕事ができる人の話の聞き方。3位は「メモをとる」。…
  • 5
    砂浜で見かけても、絶対に触らないで! 覚えておくべ…
  • 6
    突然ワニに襲われ、水中へ...男性が突いた「ワニの急…
  • 7
    「パイロットとCAが...」暴露動画が示した「機内での…
  • 8
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
  • 9
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
  • 10
    飛行機のトイレに入った女性に、乗客みんなが「一斉…
  • 1
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 2
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で大爆発「沈みゆく姿」を捉えた映像が話題に
  • 3
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門家が語る戦略爆撃機の「内側」と「実力」
  • 4
    ワニに襲われた男性の「最期の姿」...捜索隊が捉えた…
  • 5
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
  • 6
    定年後に「やらなくていいこと」5選──お金・人間関係…
  • 7
    突然ワニに襲われ、水中へ...男性が突いた「ワニの急…
  • 8
    夜道を「ニワトリが歩いている?」近付いて撮影して…
  • 9
    仕事ができる人の話の聞き方。3位は「メモをとる」。…
  • 10
    サブリナ・カーペンター、扇情的な衣装で「男性に奉…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 3
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 4
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊…
  • 5
    妊娠8カ月の女性を襲ったワニ...妊婦が消えた川辺の…
  • 6
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 7
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 8
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 9
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 10
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中