プレスリリース

標高886Mの蒸留所で製造された富士山発「ジャパニーズクラフトジン」プラハでダブル金賞に輝く

2025年07月03日(木)11時00分
山梨県富士吉田市。標高886メートルに在る、クラフトジンの製造販売を営む、なだや富士山蒸溜所(なだや株式会社/代表取締役:深澤 央、以下「なだや」)は、2025年5月末にプラハ(チェコ共和国)で開催された国際的な品質評価機関、『MONDE SELECTION 2025』で、「富士山ブルージン」「富士の神 開山」が優秀品質金賞を受賞。2商品ともに、初出品で同時に金賞受賞となる快挙です。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/441483/LL_img_441483_1.png
モンドセレクション優秀品質金賞を受賞した「富士山ブルージン」(左上)と「富士の神 開山」(左下)/深澤代表(右)と小野工場長(左)

新しいモンドセレクションの審査は2ステージ制でおこなわれました。優秀品質金賞と優秀品質最高金賞のチャンスがある商品だけが、最終ステージ(最終結果の受理)ができる方式へと変更され、そのステージは一般的ないわゆるブラインドテストタイプに代表される審査方法とは異なり、国際格式の基準判定能力を備える、独立した専門審査員による総合的な評価がおこなわれます。
各商品は、独自の特性、産地、目的(製法、喫食飲食手段、保存方法等を含む)など、さまざまな重要な要素に基づく評価がされ、認定された受賞商品は国際的品質を反映したものであることを保証します。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/441483/LL_img_441483_2.png
(左)モンドセレクション2025審査風景 (右)「富士山ブルージン」

■「富士山ブルージン」
富士山の湧水を100%使用。天然由来のバタフライピーにより美しいブルーに仕上げました。
*審査員からのコメントには
「目を惹きつけるインパクトがあるジン。豊かな花の香りとフレッシュなシトラスのアロマ」
「パッケージの色が、この製品の個性的なビジュアルと調和しており、スリーブなどの追加要素がプレミアム感をさらに高めます」審査員は、この気品ある独創的な外観が、このスピリッツの特性と見事に調和していると高く評価しました。
「鮮やかで印象的なブルーであり、視覚的な期待にしっかりと応えています。澄んだ透明な液体は輝いており、グラスに注ぐとその美しさはさらに増します。全体的な視覚的印象は、驚き、そして好奇心をかきたてる美しさです。これから始まるテイスティングへの期待が高まります。」

審査への申請、商品特徴のプレゼンテーションで、なだやは「トニックウォーターや柑橘系の成分を含むドリンクで割ることで、魔法のような幻想的な色の変化をお楽しみいただけます。ブルーから朝焼け色へと変わる美しいグラデーションを、ぜひご自身の目でお確かめください」と伝えました。
その名前の通り、富士山を印象つける、驚きの色調と変化に、審査員はテイスティングへの期待が増した様子が記されていました。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/441483/LL_img_441483_3.png
モンドセレクション「官能的評価の基準」

見る者を魅了し、飲む者を驚かせる演出を審査会へのプレゼンテーションとしました。
「味わいに関して審査員の評価は、バランスが取れた構造であることを感じます。余韻は長く変化に富んで楽しめます」。ある審査員から「後味にかけて、風味のバランスで若干の偏りがある指摘も挙がりました。しかし、それでも全体的な味わいは力強く、香り高く、魅力的である」と評価に至りました。

この評価コメントを受け、なだやは、「蒸溜の魅力に取りつかれて全国の蒸溜所を訪ね歩き教えを頂き、二年前に開所しましたが、未だに試行錯誤の毎日です。この『富士山ブルージン』は第二作ですが、初作の『富士の神』から変わらぬ想いがあります。《お客様(消費者)の求めている品を具現化したい、但し本物でなければならない、その為の努力は決して惜しまない。》まだ日本では馴染みの薄いジンですが、精進を重ねさらに個性が輝くバランスある商品を目指したいと思っております。」と語っており、最高金賞へ向けてのジャンプアップとさらなる挑戦への意気込みを感じさせます。


■「富士の神(フジノジン)開山」
富士山の伏流水とジュニパーベリー、オレンジピール、レモンピールなど8種類のボタニカルを使用したクラフトジンです。原料には、なだやオリジナル(「富士山ウイスキー」製造元が提供するアルコール原酒、国産スピリッツ65度)を使用。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/441483/LL_img_441483_4.png
(左)「富士の神 開山」 (右)ジュニパーベリー

**審査員からのコメントには
「クリアーで透明、輝きあり、伝統的なジンに求められる外観を備えています。その輝きの美しさは特に印象的であり、濁りなどの欠点もありませんでした。この澄んだ外観は、正確な蒸留技術によって丁寧に作られた高品質なジンであることがよく分かりました。」
「味わいは、芳醇でバランスが取れている印象です。最初は滑らかでありながら力強さも感じられ、柑橘類と、控えめに果実のような香りがします。その後、ハーブやスパイスの風味へと印象が変わっていきます。アルコールの存在感はしっかりとありますが、風味と調和しており、決して強すぎることはありません」。

なだやは、「製造においては富士山の伏流水を全工程で贅沢に使用しており、まさに富士山の恵みを詰め込んだ蒸溜酒と呼ぶに相応しい国産クラフトジンに仕上げました。富士吉田市の歴史の中で富士山の湧水で醸すお酒は数々ありましたが、蒸溜酒は初めての事です。私たちは海外でも馴染み深い"ジン"は果物や農作物といった切り口から地域の魅力を伝えやすいお酒と考え、国内はもちろん国境を越えて、富士山の魅力が伝わる味わいをこれからも目指しそして山梨の魅力を詰め込む方法を日々探求してまいります。」と笑顔で語ります。


**審査員からのコメント
実際に審査に関わった審査員からの審査報告書、 Sensory Analysis Report
Expert evaluation comments The Jury of the 64th World Selection


なお、海外の方へ向けた発信の第一歩として、7/9(水)~7/11(金)に開催される「第10回 "日本の食品" 輸出 EXPO」への出店が決定。
ブース番号 16-12 にてご来場をお待ちしております。


■商品情報
商品名 : 「富士山ブルージン」
商品情報サイト: https://fujisandistillery.com/products.html

商品名 : 「富士の神 開山」
商品情報サイト: https://fujisandistillery.com/fujinogin.html


■企業情報
企業名 : なだや株式会社
〒403-0005 山梨県富士吉田市上吉田3丁目13-18
製造所 : 富士山蒸留所(有限会社 富士山)
〒403-0005 山梨県富士吉田市上吉田1丁目10-12
ホームページ: https://fujisandistillery.com/


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プレスリリース提供元:@Press
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