コラム

「南アフリカで大規模テロの恐れ」とアメリカが発表、経緯や関与組織は? 知っておきたい4つの知識

2022年11月02日(水)17時55分

先述の2010年のヨーロッパの場合、結局そのタイミングで大規模テロは起こらなかった。

それがアメリカの過剰反応の結果だったのか、あるいはアメリカの警報によってテロ組織が計画を中止したのかは不明だ。

今回の場合、南ア政府はアメリカに不満を述べる一方、各地のイベント会場などで警戒を強めた。

もちろん、何も発生しないに越したことはない。しかし、今後しばらく南アで何も発生しなかった場合、アメリカの過剰反応だったのか、警報があったゆえの結果だったのかは謎として残るのである。

※当記事はYahoo!ニュース 個人からの転載です。

※筆者の記事はこちら

プロフィール

六辻彰二

筆者は、国際政治学者。博士(国際関係)。1972年大阪府出身。アフリカを中心にグローバルな政治現象を幅広く研究。横浜市立大学、明治学院大学、拓殖大学、日本大学などで教鞭をとる。著書に『イスラム 敵の論理 味方の理由』(さくら舎)、『世界の独裁者 現代最凶の20人』(幻冬舎)、『21世紀の中東・アフリカ世界』(芦書房)、共著に『グローバリゼーションの危機管理論』(芦書房)、『地球型社会の危機』(芦書房)、『国家のゆくえ』(芦書房)など。新著『日本の「水」が危ない』も近日発売

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