最新記事
メンタルヘルス

パニック発作の原因の多くは「ガス」だった...「ビタミンB12」と食事療法とは?

2025年4月25日(金)08時40分
クラウス・ベルンハルト(臨床心理士)
めまい

Felix_Hu-pixabay

<不安の原因は意外にも...。ガスが溜まりやすくなる食べ物について>

あがり症、不安などはあなたのせいではなく、脳の誤動作かも? 食事、運動、「テンセンテンス法」、「5つのチャンネルテクニック」など、脳に「良い手本」を見せるだけで、パニック発作はおさまる。

ベルリン有名クリニック臨床心理士による脳科学に基づく画期的な方法とは? ドイツ大ベストセラー『敏感すぎるあなたへ 緊張、不安、パニックは自分で断ち切れる』(CEメディアハウス)の第1章「不安やパニック──その真の原因は?」より一部編集・抜粋。

◇ ◇ ◇

ほとんどの人が一生の間にはパニック発作のようなものを一度か二度は経験することをご存じでしたか? 

その理由はいろいろあります。たとえば抗生物質に対するアレルギー、一時的なビタミンB12の欠乏、食べ物が原因の短期間の甲状腺の機能低下、消化不良などもそうです。

けれどもビタミンや他の栄養素が不足しても、普通はすぐに元に戻ります。わたしたちは不足している物質を含んでいる食べ物を食べずにはいられなくなるため、パニックに似た状態は起きたときと同じ速さで消えます。
  
アドバイス:ベジタリアンやビタミンB12を豊富に含んでいるレバー、肉、牛乳、卵を食べないヴィーガンの方には、パニック発作が起きたとき、ビタミンB12をサプリで摂ることをお勧めします。

またガスが溜まりやすい食品や麦のほとんどに含まれるグルテンの消化不良も、パニック発作の原因となりえます。これはロエムヘルド(レームへルト)症候群といい、20世紀初めに内科医、ルートヴィヒ・フォン・レームへルトにより発見されたのでこう呼ばれています。

事件
ニューズウィーク日本版メンバーシップ登録
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

インドネシア中銀理事に大統領のおい、議会委員会が指

ビジネス

欧州委、XのAI「Grok」を調査 性的画像生成巡

ワールド

カナダ首相、3月初旬にインド訪問か 貿易多様化を推

ワールド

EU、ロシア産ガス輸入停止を承認 ハンガリーは提訴
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:「外国人問題」徹底研究
特集:「外国人問題」徹底研究
2026年1月27日号(1/20発売)

日本の「外国人問題」は事実か錯誤か? 7つの争点を国際比較で大激論

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 2
    【銘柄】「住友金属鉱山」の株価が急上昇...銅の高騰に地政学リスク、その圧倒的な強みとは?
  • 3
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 4
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 5
    「外国人価格」で日本社会が失うもの──インバウンド…
  • 6
    「楽園のようだった」移住生活が一転...購入価格より…
  • 7
    「20代は5.6万円のオートロック、今は木造3.95万円」…
  • 8
    私たちの体は「食べたもの」でできている...誰もが必…
  • 9
    麻薬中毒が「アメリカ文化」...グリーンランド人が投…
  • 10
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 1
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 2
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 3
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コングスベルグ社のNSMにも似ているが...
  • 4
    データが示す、中国の「絶望的な」人口動態...現実味…
  • 5
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な…
  • 6
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 7
    ニュージーランドの深海に棲む、300年以上生きている…
  • 8
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 9
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の…
  • 10
    麻薬中毒が「アメリカ文化」...グリーンランド人が投…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 5
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 6
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 7
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中