大阪・関西万博「未来的目玉展示」...大阪ヘルスケアパビリオンが描いた「2050年の世界」
続く活況、万博外にも広がる体験
口コミも広まって人気が人気を呼び、大阪ヘルスケアパビリオンは予約が難しいとの声もある。ただ、パビリオン1階の「自由閲覧ルート」は予約不要で入れる。中央のアトリウムでは、未来型の人間洗濯機が展示されて注目を浴びるほか、在阪の中小企業を中心に週替わりで展示内容が切り替わる「リボーンチャレンジ」のコーナーがリピーターらを楽しませている。
また、万博会場の外で試せる仕組みもいくつかある。JR西日本は、大阪駅や新大阪駅などに「カラダ測定ポッドStation版」を設置し、パビリオンと同等の測定を無料で体験できる。万博閉幕の10月13日まで実施予定だ。このほか、日本生命の「人生ゲーム REBORN in 2050」は現在、LINEを通じてスマホなどでもプレイできるようになっている。
来館者が300万人を超え、賑々しい大阪ヘルスケアパビリオン。活況は10月のフィナーレまで続きそうだ。
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