コラム
犯人目線で見る世界 ダークサイドの社会学 小宮信夫
犯人目線で見る世界 ダークサイドの社会学 小宮信夫

危うさを含んだ「正義」の行使...「自警団系ユーチューバー」を自警団成立の歴史から考える

<「世直し系」「私人逮捕系」と呼ばれるユーチューバーの行動が話題となっているが、民間人の行使する「正義」にはときに危うさが含まれてきた。国内

2023.11.14
犯人目線で見る世界 ダークサイドの社会学 小宮信夫

性犯罪から子どもを守る新制度「日本版DBS」の致命的な盲点

<モデルとしたのはイギリスの制度。「DBS」とはそもそも何か。日本で実現するために必要になることとは> 最近、性犯罪から子どもを守るための手

2023.10.17
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東金市女児殺害事件から15年──「不審者探し」の副作用と、日本の防犯対策に欠けた視点とは?

<「不審者」を探すパトロールに意味はない。事件の現場には共通点がある。効果的で、副作用を起こさない防犯対策とは?> 千葉県東金市で2008年

2023.09.04
犯人目線で見る世界 ダークサイドの社会学 小宮信夫

「夜間の犯罪は明るくすることで防げる」は本当か? 街灯の防犯効果について考える

<「真っ暗な場所は危険」と多くの人は考えるが、国内で起きた過去の事件を振り返ると──> 10年前の8月、三重県四日市市の中学3年の女子生徒が

2023.08.14
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長崎男児殺害事件から20年──誘拐現場、殺害現場はどちらも「入りやすく見えにくい場所」だった

<当時中学1年の少年が、家電量販店から連れ出した幼稚園児を立体駐車場の屋上から突き落として殺害した事件について、「犯罪機会論」の視点から分析

2023.06.29
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無差別殺傷事件は6月に多発... 日本がいまだ「自爆テロ型犯罪」に対して脆弱な理由

<性格も境遇もバラバラな犯人の動機についてばかり考えるのではなく、「なぜここで」という視点から犯行機会を減らそうとすることが重要だ> 先月2

2023.06.02
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大阪・小4女児行方不明から20年──事件現場に見る、犯罪が起きやすい場所の条件

<犯罪者は、2つの条件が満たされた場所を選んで犯行に及んでいる> 大阪府熊取町で2003年、小学4年生の吉川友梨さんが行方不明になった事件は

2023.05.12
犯人目線で見る世界 ダークサイドの社会学 小宮信夫

日本の防犯対策はアンバランス 考慮すべきは犯行動機や出自といった「人」ではなく...

<「犯罪機会論」はあくまでコスパの観点から犯罪を防ぐ。犯人の性格や動機、出自や経歴といった面に一切興味を示さない。日本で防犯対策の主流となっ

2023.05.10
犯人目線で見る世界 ダークサイドの社会学 小宮信夫

ChatGPTはリサーチの助手として有能か? 犯罪学者が検証

<犯罪学の専門家である筆者が「トイレで犯罪に遭わないために必要なことは何か」をChatGPTに質問。使用してみて分かった長所・短所は?> 人

2023.04.04
犯人目線で見る世界 ダークサイドの社会学 小宮信夫

ネット空間に溢れる「インプットなきアウトプット」の弊害

<理性より感情、熟考より直感──リアルタイムでの反応を強いるネット空間には「アウトプット中毒」が溢れ、インプットが置き去りにされる> ニュー

2023.03.03
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特集:大森元貴「言葉の力」
特集:大森元貴「言葉の力」
2025年7月15日号(7/ 8発売)

時代を映すアーティスト・大森元貴の「言葉の力」の源泉にロングインタビューで迫る

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