コラム
犯人目線で見る世界 ダークサイドの社会学 小宮信夫
犯人目線で見る世界 ダークサイドの社会学 小宮信夫

防犯対策の世界常識が日本に定着しないのは、その礎が「城壁都市」にあるから

<犯行動機はコントロールできないが、犯罪機会をなくすためにできることはある。犯罪を未然に防ぐには「場所で守る」発想が必要とされるが、そのヒン

2024.02.03
犯人目線で見る世界 ダークサイドの社会学 小宮信夫

日本がずっと放置してきた「宿題」...「文化」が変われば「防犯対策」も変わる

<効果のない防犯対策を変えられない原因は「失われた30年」の根っこと同じ。「画一性」重視の雰囲気を打破して「多様性」を推進するために必要なの

2024.01.12
犯人目線で見る世界 ダークサイドの社会学 小宮信夫

ショッピングモールのデザインが「かつての監獄」と同じ理由

<「安全な場所」には、トラブルを起こしにくくしている仕掛けがある> 年末が近づくと、クリスマス商戦、年末セール、正月飾りの準備など、多くの人

2023.12.10
犯人目線で見る世界 ダークサイドの社会学 小宮信夫

危うさを含んだ「正義」の行使...「自警団系ユーチューバー」を自警団成立の歴史から考える

<「世直し系」「私人逮捕系」と呼ばれるユーチューバーの行動が話題となっているが、民間人の行使する「正義」にはときに危うさが含まれてきた。国内

2023.11.14
犯人目線で見る世界 ダークサイドの社会学 小宮信夫

性犯罪から子どもを守る新制度「日本版DBS」の致命的な盲点

<モデルとしたのはイギリスの制度。「DBS」とはそもそも何か。日本で実現するために必要になることとは> 最近、性犯罪から子どもを守るための手

2023.10.17
犯人目線で見る世界 ダークサイドの社会学 小宮信夫

東金市女児殺害事件から15年──「不審者探し」の副作用と、日本の防犯対策に欠けた視点とは?

<「不審者」を探すパトロールに意味はない。事件の現場には共通点がある。効果的で、副作用を起こさない防犯対策とは?> 千葉県東金市で2008年

2023.09.04
犯人目線で見る世界 ダークサイドの社会学 小宮信夫

「夜間の犯罪は明るくすることで防げる」は本当か? 街灯の防犯効果について考える

<「真っ暗な場所は危険」と多くの人は考えるが、国内で起きた過去の事件を振り返ると──> 10年前の8月、三重県四日市市の中学3年の女子生徒が

2023.08.14
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長崎男児殺害事件から20年──誘拐現場、殺害現場はどちらも「入りやすく見えにくい場所」だった

<当時中学1年の少年が、家電量販店から連れ出した幼稚園児を立体駐車場の屋上から突き落として殺害した事件について、「犯罪機会論」の視点から分析

2023.06.29
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無差別殺傷事件は6月に多発... 日本がいまだ「自爆テロ型犯罪」に対して脆弱な理由

<性格も境遇もバラバラな犯人の動機についてばかり考えるのではなく、「なぜここで」という視点から犯行機会を減らそうとすることが重要だ> 先月2

2023.06.02
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大阪・小4女児行方不明から20年──事件現場に見る、犯罪が起きやすい場所の条件

<犯罪者は、2つの条件が満たされた場所を選んで犯行に及んでいる> 大阪府熊取町で2003年、小学4年生の吉川友梨さんが行方不明になった事件は

2023.05.12
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特集:高市早苗研究
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2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

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