コラム
犯人目線で見る世界 ダークサイドの社会学 小宮信夫
犯人目線で見る世界 ダークサイドの社会学 小宮信夫

犯罪から子どもを守るなら「人」より「場所」に注目せよ──「だまされない技術」は簡単に習得できる

<犯罪者がどんな人であっても犯行パターンには共通点がある。重要なのは、景色の中から安全と危険を識別する能力だ> 家庭や学校では、「不審者に気

2025.10.15
犯人目線で見る世界 ダークサイドの社会学 小宮信夫

「偶然」装い、「警戒心」解き、「追従心」を呼び起こす...宮﨑勤の手口は誘拐犯罪で今なお横行している

<東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件での宮﨑勤の手口は、過去の異常ではなく、「誘拐犯罪の常套手段」として今も使われている> 子供たちが学校に戻る

2025.09.08
犯人目線で見る世界 ダークサイドの社会学 小宮信夫

犯行現場になりやすいのは...「闇バイト強盗」の原点、名古屋・闇サイト殺人事件から考える「犯罪機会論」

<凶悪事件の犯行現場には共通項があると犯罪学者の筆者は述べる。襲うのは「誰でもよかった」のかもしれないが、「どこでもよかった」わけではない>

2025.08.07
犯人目線で見る世界 ダークサイドの社会学 小宮信夫

犯罪者に狙われる家の「共通点」とは? 広域強盗事件の現場から浮かび上がる「2つの条件」

<強盗殺人事件の現場分析と「犯罪機会論」の視点から、家庭の安全を守るために何ができるかを考える> 2022年から23年にかけて、「ルフィ」な

2025.07.08
犯人目線で見る世界 ダークサイドの社会学 小宮信夫

データマイニングは犯罪対策をどう変えたのか? 日本が十分に駆使しきれていない「意外な理由」

<従来の統計分析が「回顧型・確認型」なら、データマイニングは「未来型・発見型」だという──犯罪予測の新たな地平を切り開いたこの手法について解

2025.06.09
犯人目線で見る世界 ダークサイドの社会学 小宮信夫

『ウォーキング・デッド』が犯罪学や社会学の「素晴らしい教材」と言える理由

<人気テレビドラマシリーズ『ウォーキング・デッド』は、「社会学の縮図」だと犯罪学教授の筆者は言う> 社会学は「なんでもあり」の学問とよく言わ

2025.05.08
犯人目線で見る世界 ダークサイドの社会学 小宮信夫

防犯対策としての「不審者探し」の限界 犯罪から子供を守るために注視すべきは「人」ではなく...

<道徳で「人は見かけで判断するな」と教えながら、防犯では「怪しい人に気をつけろ」と矛盾した指導をしている現状。本当に大切なのは──> 新年度

2025.04.08
犯人目線で見る世界 ダークサイドの社会学 小宮信夫

公園のデザインに見る日本と欧州の防犯意識の違い

<誰にでも開かれている日本の公園が犯罪の温床になりやすい理由とは──> 「入りやすく見えにくい場所」で犯罪が起きやすいという「犯罪機会論」は

2025.03.05
犯人目線で見る世界 ダークサイドの社会学 小宮信夫

防犯効果を高める「ホットスポット・パトロール」とは? 日本の「ランダム・パトロール」との違い

<「ホットスポット・パトロール」の効果は防犯だけにとどまらない> 住民パトロールの高齢化・マンネリ化が指摘されるなか、Polimill株式会

2025.02.07
犯人目線で見る世界 ダークサイドの社会学 小宮信夫

街に住居に公園に...今日の防犯対策に生かされる「城壁都市のDNA」 理にかなっている理由とは?

<ヨーロッパはもちろん中国にも見られる城壁都市。ポイントは「領域性(入りにくさ)」と監視性「(見えやすさ)」に> 犯罪機会論とは、犯行の動機

2025.01.16
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

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