コラム
犯人目線で見る世界 ダークサイドの社会学 小宮信夫
犯人目線で見る世界 ダークサイドの社会学 小宮信夫

安倍元首相銃撃事件で次の段階に進んだ「自爆テロ型犯罪」

<繰り返し指摘されている警備態勢の不備や宗教団体への恨みは事件のトリガーであって、そこだけにフォーカスしていては事件の本質は見えてこない。同

2022.07.12
犯人目線で見る世界 ダークサイドの社会学 小宮信夫

「自爆テロ型犯罪」を防ぐため、原因追究以外にすべきこと

<理不尽な事件が起きたとき、日本では犯人の異常な人格やそれを形成した境遇に原因を探すことが多いが、そのアプローチには限界がある。「逮捕されて

2022.07.06
犯人目線で見る世界 ダークサイドの社会学 小宮信夫

犯罪率は低くても、閉鎖性と同調圧力が引き起こす悪事は絶えない日本

<小さな「うち」集団にまで行き渡った同調性は、低い犯罪率に寄与しているようにも見えるが、その閉鎖性が引き起こす問題も少なくない> 令和になっ

2022.06.20
犯人目線で見る世界 ダークサイドの社会学 小宮信夫

日本のAI犯罪予測システムに期待できない理由

<予測システムの命運を握るのは、入力層と出力層に関するデータの的確性だ。「質」を揺るがす3つの不安要素とは?> 街頭犯罪の発生をビッグデータ

2022.05.18
犯人目線で見る世界 ダークサイドの社会学 小宮信夫

落書きや放置自転車の発する「秩序感の薄さ」が犯罪を誘発する

<不法投棄された家電ゴミの多い場所、水質の悪い河川の流域など、「無関心のシグナル」が強いところで犯罪は起きやすい。「小さな悪」が「大きな悪」

2022.04.14
犯人目線で見る世界 ダークサイドの社会学 小宮信夫

「事件の起こる場所には共通点がある」犯罪機会論を構成する諸理論

<「犯罪機会論」を防犯対策の基盤とするアメリカやイギリスがたどったプロセスとは?> 日々起こる事件の背景に迫るには、犯罪防止のための二つのア

2022.03.30
犯人目線で見る世界 ダークサイドの社会学 小宮信夫

犯行要因を空間に求める「犯罪機会論」が防犯対策の主流になるまで

<海外でも1970年代までは主流だったはずの「犯罪原因論」は、どのようにして求心力を失っていったのか? 日本で「犯罪機会論」が普及しないのは

2022.03.12
犯人目線で見る世界 ダークサイドの社会学 小宮信夫

日本特有の「不審者」対策がもたらした負の影響

<サングラス、マスク、黒い帽子──不審者を連想させる定番の外見的特徴だが、実際の犯罪者はほとんどの場合、そんな格好をしていない> 日本では、

2022.02.17
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